この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 中国の上海市が公共サービスにメタバースを活用することを検討。
- 5カ年発展計画のうち、電子情報産業の4つの分野のひとつに含まれる。
- 第14次5カ年計画には、「ブロックチェーン」の用語も初登場。
上海がメタバース活用へ意欲、公共サービスに娯楽にも
中国で最も人口が集中する都市の上海市は、今後5年間で公共サービスにメタバースを活用する方法を模索している。
上海市経済情報技術委員会の電子情報産業に関する5カ年発展計画は、4つの模索すべき新分野を挙げている。そのうちの1つがメタバースだ。
この5カ年計画におけるメタバースの活用は、公共サービス、企業事務所、社会的娯楽、工業製造、生産安全性、電子ゲームにおよぶという。
中国最大の都市で活用が進むことで、メタバース活用のロールモデルになるかもしれない。
dai06
3月に中国国務院が公表した5カ年発展計画には、模索すべき新分野として、これらと同じ分野の多くが含まれていた。コインテレグラフが報じたとおり、中国の今後5年間(21~25年)の経済目標を概説する第14次5カ年計画では、初めて「ブロックチェーン」という用語が使用されている。
仮想通貨への引き締めを強める中国だが、その領域で確固たる地位を築こうとしていること、それら新技術を用いて世界経済のリーダーとなることを目指していることは明らかだろう。
今後も動向が気になるところだ。
dai06
11月には中国人民銀行がメタバースと非代替性トークンに関して警告を行ったにもかかわらず、1000社を超える中国企業がこの言葉に言及する数万件の商標申請を行っている。
国主導での仮想通貨・メタバースの活用に一定の光が見えれば、やがては再び民間での利用促進も起こり得るのかもしれない。
dai06
<参考元>COINTELEGRAPH