この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ナスダックの元副会長を務めたデビッド・ウェルド氏が、「アメリカのデジタルドル発行は避けられない」と主張。
- 米ドルは多くの投資家にとって避難通貨であることから、デジタル通貨の需要があると語る。
- さらに政治体制に制限のある中国のデジタル人民元よりも、デジタルドルが先んじる方が良いとした。
ナスダック元副会長「人々はデジタルドルで支払いをするようになる」
ベンチャー企業の資金調達の規制を緩和した新興企業促進法(JOBS法)の父として知られる、デビッド・ウェルド氏は、デジタルドルの発行は不可避であり、米国政府はそれを急ぐ必要があると主張している。
ウェルド氏はオバマ政権時代にもこのJOBS法で超党派の支持を得ることに走った人物。
そんな彼が期待するのがアメリカのデジタルドル発行だ。
dai06
ウェルド氏は、政治体制が制限的であるため、デジタル人民元が中国国外で多くの需要を生み出すとは考えていない。一方、同氏は米国がこの問題に動揺し、デジタル形式でドルを提供することによって、その通貨の卓越性を維持するべきだと主張している。
デジタル人民元は発行一歩手前まで準備が進んでいるとされるが、ウェルド氏はこのデジタル人民元が世界経済に大きな影響を与えることはないとみている。
むしろ、投資家らかの一定の支持があるデジタルドルこそが、その需要に応えられるという。
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「人々がクレジットカードに移行したように、人々は仮想通貨で支払うようになるだろう。なぜデジタル通貨で支払い、取引コストを削減することができないのか?連邦政府が米ドル建てのステーブルコインを発行することは不可避だと思う」
ウェルド氏はデジタルドルが発行される未来をすでにイメージしている。
ただ、同時に今年11月に大統領選挙があるため、すぐに発行される可能性はないとも考えているようだ。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/father-of-jobs-act-us-digital-dollar-is-inevitable-no-one-wants-chinese-currency