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「Harmony(ハーモニー)」次世代の分散型経済!コンセンサスプラットフォームを構築するブロックチェーンプロジェクト!

この記事は、湯本からの投稿です。

「Harmony(ハーモニー)」は次世代の分散型経済で利用されるコンセンサスプラットフォームを目指すプロジェクトです。
開発チームのリーダーはGoogleなどでエンジニア経験があるStephen Tse氏です。

「Harmony(ハーモニー)」の概要

通貨名/通貨単位Harmony/ONE
公開日2019年5月28日
最大発行数12,600,000,000 ONE
ホワイトペーパー
公式サイトhttps://harmony.one/?utm_source=icodrops
公式ツイッターhttps://twitter.com/harmonyprotocol
公式テレグラムhttps://t.me/harmony_one
購入可能取引所Binance

「Harmony(ハーモニー)」は分散型経済をよりスムーズかつ、浸透させ、より発展性のあるものにするためのコンセンサスプラットフォームです。
ここで言う分散型経済とは、ブロックチェーン技術などを使った非中央集権的な経済のことです。

ホワイトペーパーによると、従来のトランザクション速度、ネットワーキング、システム、アルゴリズムに10倍のイノベーションをもたらすことを目的にしており、2019年5月からICOによるトークンセールが開催されました。

すでにアニモカブランドやピコロなどの優良企業とのパートナーシップを結んでおり、投資家からも注目を集めています。

今回はそんな「Harmony」について具体的にご紹介していきたいと思います。

「Harmony(ハーモニー)」の特徴

スケーラビリティと分散化の実現

「Harmony」の目的は、決済や通信に制限のないスケーラビリティと、国や企業に依存しない分散型プラットフォームの実現です。
そのために「Harmony」では、下記のようなテクノロジーに挑戦しようとしています。

・処理性能の高いコンセンサスプロトコル

コンセンサスプロトコルとは、ブロックチェーンによる通信処理の過程で行われるブロック承認を行うためのプロトコルです。

「Harmony」のコンセンサスプロトコルの特徴は一つの命令を分割して段階的に処理・実行していくパイブラインによる効率化と、シャ―ディングと呼ばれるトランザクションの並列化によって成り立っています。

シャーディングはトランザクションをネットワークを構成するノード群ごとに役割分担して、検証・承認作業を並列化していく方式のことで、従来の仮想通貨におけるスケーラビリティ問題の解決策の一つとして浸透しています。

パイブライン処理とシャ―ディングを利用することで、接続した際の通信遅延を効果的に処理することができ、ネットワークのサイズにあわせたスループットを拡張することができます

・効率的なシステム

システムのパフォーマンスを維持し、かつセキュリティ性能を向上させるためには無駄のない段階構造とオペレーティングシステムが必要となります。
「Harmony」ではオペレーティングシステムの中核とも言えるカーネルを独自開発して、これらの課題に取り組もうとしています。

具体的な情報はまだ出てきていませんが、公式サイトによると「ミッション固有のカーネルを開発することで、より多くのデバイスが分散ネットワークの承認に参加することができる」としています。

信頼のおけるノードによる検証・承認処理をより効率化出来ればシステム全体のパフォーマンスにも影響しますし、セキュリティも担保されます。

・よりスマートなネットワーキング

スマートなネットワーキングを可能にするためには、メッセージ伝達やコンセンサス形成を高速化する必要があります
「Harmony」では専用のネットワークエンジニアリング技術を実装し、高度なプロトコルを同時に実行することが可能になっています。

特にコンセンサス形成はネットワーキングの核となる部分で、効率化するためにはメッセージ伝達機能の充実は不可欠です。
それらに対して専用のネットワークを開設し、実行するプロトコルの実装は非常に効果的と言えます。

「Harmony(ハーモニー)」まとめ

今回は分散型経済をより発展させることを目的としたプロジェクト「Harmony」をご紹介しました。
プロジェクトとしてはまだ始まったばかりで、ロードマップ通りに滞りなく開発も進んでいる印象をうけます。

公式サイトによるとスループットパフォーマンス、つまりトランザクション処理性能の高さだけに気を取られた開発はしないと言っており、今後はネットワークノードの重要性を留意した方向性に向かっていくとのこと

どちらもブロックチェーンエコシステム形成の核のような部分なので、どのように発展していくのか気になる所です。