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「Bit-Z(ビットジ―)」は2016年に香港で設立された仮想通貨取引所です。
一時期は取引量の多さから「第二のBinance」とも呼ばれ、現在でも非常に人気の高い取引所の一つです。
「Bit-Z(ビットジ―)」の概要
通貨名/通貨単位 | Bit-Z Token/BZ |
公開日 | 2018年12月 |
最大発行数 | 684,307,071 BZ |
ホワイトペーパー | – |
公式サイト | https://www.bitz.top/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/BitZ_Group |
公式テレグラム | https://t.me/bitzEN |
購入可能取引所 | Bit-Z |
「Bit-Z(ビットジ―)」は2016年からサービスが開始された香港発の仮想通貨取引所です。
2019年初頭の取引高ランキングではTOP10にランクインしたこともあり、日本でも徐々に利用者が増えてきている印象を受けます。
相対取引(OTC)が可能なことと、投票機能によって上場する銘柄を決定するという運営方法が取られる珍しい取引所で、今後もユーザビリティに焦点を当てた運営を行っていくとしています。
日本語に対応したプラットフォームではあるものの、公式サイトの説明文などはまだ完全にローカライズがされてるとは言えません。
そこで今回は「Bit-Z」がどのような特徴を持った仮想通貨取引所なのか、詳しくご紹介していきたいと思います。
「Bit-Z(ビットジ―)」の特徴
豊富な銘柄数と独自のシステムを盛り込んだ取引所
2018年中旬ごろから第二のBinance(バイナンス)と呼ばれ人気取引所となった「Bit-Z」。
その特徴を簡単にまとめると下記のようになります。
・豊富な取扱銘柄(約100銘柄)
・OTCとVOTE
銘柄数は現在も徐々に増えており、強豪Binanceが取り扱っていない銘柄も積極的に取り入れている印象です。
後述するVOTEという仕組みで、今後上場する銘柄に先行投資することも可能な点は他の取引所には少ない特徴です。
取扱手数料はメーカー、テイカ―共に一律0.1%でBinance、Bibox、KuCoinなどと同じ価格帯です。
相対取引Over the counter
「Bit-Z」の特徴として最も代表的なのが、相対取引(Over The Counter/OTC)が可能という点が挙げられます。
もともとは証券用語で、売手・買手が1対1の状態で直接店頭で取引することを意味します。
「Bit-Z」のOTCは、取引所を介さずに個人で直接取引を行うことを指しています。
「Bit-Z」は利用者同士を結ぶラインツールとしての機能だけを受け持ち、手数料がかからず取引の値段設定や交渉なども行う事が出来ます。
OTC決済に対応しているのは、現在は下記の7種類です。
・BTC
・ETH
・USDT
・DKKT
・USC
・GXS
・NKC
日本円による決済にも対応しており、主要仮想通貨のサポートも今後増やしていくとしています。
上場銘柄を投票によって決定するVOTE
「Bit-Z」には、今後上場する銘柄を利用者が投票で選ぶVOTEと呼ばれる機能があります。
「Bit-Z」VOTEは仮想通貨Votecoin(VTC)を利用して投票できるシステムで、投票の対象となった銘柄には目標、投票終了日、1人当たりの投票範囲が設定され、期日以内に目標が達成されると上場されるます。
目標に達した場合「Bit-Z」取引市場でその銘柄が利用可能になり、投票したVTCの割合に応じてボーナスが付き分配されます。
逆に投票に達さなかった場合、VTCは追加報酬なしという形で全額返金される仕組みです。
この仕組みを用いることで、まだ取引所に上場しておらず、値上がりが見込める仮想通貨に先行投資という形で資産を入れることが可能になっています。
「Bit-Z(ビットジ―)」まとめ
今回は香港発の仮想通貨取引所「Bit-Z」をご紹介してきました。
銘柄数も豊富で手数料が安く、今でも非常に多くの取引量を誇っているのが頷けます。
現在は徐々に使い勝手のよい分散型取引所も現れてきており、「Bit-Z」を始めとする既存の老舗取引所がどのように差別化を図って行くのか気になるところ。
興味のある方は是非利用してみてください!