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「Lina(リナ)」様々な展開を見せるスイスの総合ブロックチェーンプラットフォーム!

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

「Lina(リナ)」はスイスの多国籍企業Smart Links Swiss(スマートリンクススイス)が提供するプラットフォームです。
Smart Links Swissが運営する複数の「Lina」エコシステムを様々な媒体へ接続するためプロダクトを提供しています。

「Lina(リナ)」の概要

通貨名/通貨単位Lina/LINA
公開日2017年12月
最大発行数900,000,000 LINA
ホワイトペーパー
公式サイトhttps://lina.network/
公式ツイッターhttps://twitter.com/lina_network
公式テレグラムhttps://web.telegram.org/#/im?p=@LinaNews
購入可能取引所BitMart,Exrates,Fatbtc,IDAX

「Lina(リナ)」はブロックチェーン技術を使って、プロジェクト内で展開される様々なサービスと「Lina」エコシステムをつなぐプラットフォームです。

「Lina」のエコシステムはサプライチェーン、レビュープラットフォーム、健康、個人情報という4つの分野から構築されており、それぞれ別のプラットフォーム形態を持ちます。

「Lina」はそんな複数のプラットフォームを繋ぎ、利用者が複数のサービス内を自由に行き来できる環境を整えるプラットフォームです。

独自トークンLINAはプラットフォーム間で行われる取引の料金として利用されたり、レビュープラットフォーム内の報酬などで使われます。

それでは具体的に「Lina」についてご紹介していきたいと思います。

Linaの提供するエコシステム

「Lina」は主に4つの分野のエコシステムを提供し、独自トークンLINAによってつなぎ合わせています。
まずはその4つのエコシステムを具体的にご紹介していきたいと思います。

Supply Chain(サプライチェーン)

サプライチェーンとは、何か商品が生産・加工され、消費者に届くまでの供給プロセスのことです。

既存のサプライチェーンには多くの問題点が指摘されていますが、「Lina」の提供するサプライチェーンでは主に「管理者の不正」を防止することに優れています

従来のサプライチェーンマネジメント業者は、製品に関する何らかのトラブルが発生した場合、公開しなければならない情報を意図的に隠したり、改ざんすることが容易でした。

公開された情報が正しくなければ、何が問題であったのか調査することができず、今後に活かすこともできません。

一方、「Lina」が提供するサプライチェーンは、ブロックチェーンによる情報管理がなされています。

生産・加工・輸送のすべてのプロセスがブロックチェーン上の複数のノードに分散され保存されているため、業者が情報を変更するためにはノードからのコンセンサスを得る必要があります。

また、既存の仕組みの中にスムーズに導入できることが売りで、導入コストも低価格と謳っています。

Review platform(レビュープラットフォーム)

eコマースをはじめとする様々な販売業者が、色々な形でレビューサービスを展開する昨今。
それらレビューサービスの欠点と言える部分も浮き彫りになってきました。

特にレビューを書いた人が本当に製品を購入し利用してから書いたのかどうか、また、誤った情報をソースとして利用していないかどうかのレビューの正確性の問題

もう一つが誰でも投稿できることにより、情報の透明性が担保されていないという問題です。

「Lina」が提供するプラットフォームでは、オープンソースのブロックチェーンと、レビューの評価システムによってこれらの問題点のソリューションを提供します

まず、レビューを投稿する際には、利用者側のアカウントと紐づける必要があります。
投稿されたレビューは別の利用者によって評価され、高い評価がつくと報酬がもらえますが、逆に低い評価がつくと個人情報と結び付けたアカウントの信頼度が低下し、報酬が低くなっていきます。

結果的にこの仕組みによってレビューの公平性や信頼性を高まり、製品に正しい評価がつくという仕組みです。

Healthcare(ヘルスケア)

ブロックチェーンという仕組みは、情報を管理するうえで最も適当な手段の一つと言われています。

最大の個人情報ともいわれる健康情報を「Lina」のブロックチェーン上に記録しておけば、医師や医療機関、健康保険会社が個人の健康状態を的確に判断することができるようになります。

将来的には医療技術や薬品の投与情報などもブロックチェーン上に記録し、医療が発達していない国・地域の情報格差をなくすことにもつながります。

現在は国の規制や法律に準拠した仕組みを作っている段階と公式が発言しており、今後に期待される分野です。

E-Government(イーガバメント)

「Lina」では、電子上の様々な個人情報を統合して、利用者が自由に使える環境を整えます。

一方で悪用される危険を減らすため、ブロックチェーンと本人確認による安全な運用を心がけています。

「Lina」によって管理される情報はセキュリティコードとID番号によってアクセスすることができ、将来的には権限を持った行政機関が犯罪捜査や本人確認などに活用できるとしています。

「Lina(リナ)」まとめ

今回は主に4つの分野で活躍する「Lina」について具体的にご紹介してきました。
「Lina」が参加するこれらのプロジェクトは恒久的な需要がありますし、今後の展開にも期待できそうです。