「Darcrus(ダ—クラス)」は企業などの機密情報を、安全かつ簡単に保管する事ができるサービスです。
預けられた情報はブロックチェーン上で暗号化・分散化し、改ざんやハッキングなどによる漏えいリスクがほとんどありません。
「Darcrus(ダ—クラス)」の概要
通貨名/通貨単位 | Darcrus/DAR |
公開日 | 2016年12月12日 |
最大供給量 | 13,600,388 DAR |
ホワイトペーパー | https://www.darcr.us/docs/Darcrus-Use-Cases.pdf ※現在閲覧できません |
公式サイト | https://www.darcr.us/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/darcrus |
取扱取引所 | Huobi,Waves Platform |
「Darcrus(ダ—クラス)」は情報の安全な管理に焦点を当てたサービスです。
企業向けのサービスで、顧客から個人情報を預かっている企業が安全にそれらの情報を保管するために利用されています。
分散型アプリケーションを使ってブロックチェーンカスタマイズを行うことで、どんなユースケースにも対応したGUIや認証機能などを調整・設定することができます。
「Darcrus」のトークンDARは取扱取引所が少ないものの、プラットフォームやサービスの評価が高く、注目度も高いです。
開発スピードがやや遅めなのは気になりますが、投資先としてみても非常に有望な仮想通貨です。
「Darcrus(ダ—クラス)」の特徴
それでは「Darcrus」の仮想通貨としての特徴をみてみましょう。
顧客情報を安全に管理するサービス
「Darcrus」は業種などに応じてカスタマイズされたブロックチェーンを利用し、安全かつ簡単に顧客情報を管理するサービスです。
「Darcrus」のブロックチェーンは、分散型アプリケーションを組み合わせた「Jupiterブロックチェーン」と呼ばれ、企業がパブリックチェーンを利用した場合に発生する手数料を大幅に削減します。
Jupiterトークンはデータ保管の際に専用のソフトウェアを必要とします。
誰でも取引できるわけでなく、Jupiterべースの製品を購入した際に企業側から直接発行される仕組みになっています。
顧客情報はすべてブロックチェーン上に暗号化されて保管されるため非常に安全です。
情報置換とリカバリーを自動化
ブロックチェーンに書き込まれた情報は、Jupiter独自のノードシステムによって自動で暗号化・複製されています。
これによりハッキングなどのトラブルに強いだけでなく、データが破損した時にも複製したデータを元に自動でリカバリー作業を行います。
企業は会社で膨大なバックアップデータを保管する必要がなくなり、それによるコストも大幅に削減することができます。
Mercury
Mercuryはパブリックチェーンとプライベートチェーンの間で行われる取引を、そのどちらにも作用するブロックチェーン「Weavesチェーン」を使って行っています。
これを使えば、JupiterブロックチェーンとWeavesチェーンの双方向から通信を送りあうことが可能になり、片側のブロックチェーンの負荷を減らすことも可能になっています。
またjupiterブロックのハッシュデータをWeavesチェーンに自動で書き込んでおくことで、プライベートブロックチェーンのデータが改ざんされていない正規のデータだということを証明することにも役立ちます。
「Darcrus(ダ—クラス)」まとめ
今回はプライバシーに重点を置いた情報管理サービス「Darcrus」についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
比較的歴史の浅い通貨であるため日本で得られる情報には限りがありますが、ブロックチェーンんサービスとしてみると非常に優秀なので、ぜひチェックしてみてください。
Bitcoinをはじめとする有名仮想通貨のほとんどはプライバシー保護という部分だけ見ると、徐々にその安全性が疑問視されるようになってきました。
今後は「Darcrus」のような、プライバシーに重点を置いた通貨が大きく注目されるようになるのかもしれませんね。