この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ハンガリー出身の99歳のアーティストらが、コンピュータで生成したNFTを販売。
- この「テーマとバリエーション」コレクションは、1億6600万円で落札された。
- 99歳のヴェラ・モルナール氏は、コンピュータを活用した制作活動の集大成と語る。
1924年生まれのアーティスト、コンピュータ生成画像の集大成落札させる
ハンガリー出身のアーティスト、ヴェラ・モルナール氏とマーチン・グラッサー氏が共同で制作したコンピュータ生成の非代替性トークン(NFT)が、サザビーズのオークションで合計631ETH(約120万ドル:1億6600万円)で落札された。
コンピュータが生成した作品に1億6600万円もの高値がついた。
驚くのはその製作過程や金額だけでなく、モルナール氏が1924年生まれの99歳ということにもあるだろう。
dai06
7月27日の発表によると、「テーマとバリエーション」コレクションは、170のカラーパレットと再帰的なグリッドのアルゴリズムの組み合わせにより、500のコレクタブルが生成されている。オークションの主催者は「テーマとバリエーションは、グリッドの力と色のランダム性を探求するモルナール氏の2% d’ordre 生成プロトコルを拡張したものである。
今回のケースは、モルナール氏のこれまでの取り組みに対する評価も含まれるのかもしれない。
彼女は1959年に取り組みが始まった、コンピュータ生成画像の先駆者として挑戦を続けてきたという。
dai06
モルナール氏は2022年にNFTの領域に進出した。彼女は「システムとコンピュータがどのように芸術的な出力を生成するかを何十年にもわたって探求してきた後、私はこのサザビーズとアートブロックとのコラボレーションを、これらの努力の集大成と見ている。
同分野における自身の集大成にたどり着いたモルナール氏。
アーティストでなくとも、その努力の道が険しかったことと、終着点が素晴らしいものであったことは十分に伝わってくる。
dai06
<参考元>cointelegraph