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債権者10万人と負債数兆円の衝撃、仮想通貨取引所FTXが経営破綻

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 業界最大級の仮想通貨取引所FTXが、米連邦破産法の適用を申請し経営破綻した。
  2. 同社の債権者は10数万人、負債は数兆円を超える可能性があるという。
  3. 同社にはソフトバンクグループ傘下のファンドが、約1億ドルを投資済みだった。

大谷翔平選手のスポンサー企業、FTX破綻の影響大か

 FTXは2019年に創業。30歳のサム・バンクマン・フリード前最高経営責任者(CEO)は若きカリスマ経営者として注目を集め、多彩な暗号資産関連商品を開発して投資家の関心を集めた。

バイナンスも一時は買収に乗り出したFTXだったが、姉妹企業らの信用に不安が生じるなど、急速に経営が悪化。

バンクマン・フリード氏も一夜で160億ドル(約2兆2000億円)もの資産を失っており、経営破綻の可能性があることが報じられていた。

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 著名なスポーツ選手らとスポンサー契約を結ぶことで利用者を拡大し、瞬く間に世界有数の暗号資産交換業者に成長。ソフトバンクグループ傘下のファンドも約1億ドルを出資していた。

”二刀流”で有名な大谷翔平選手のスポンサーであることでも有名だったFTX。仮想通貨でアンバサダー報酬が支払われることなどが報じられていたのだが…。

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 同社の前身企業の21年9月期の決算情報によると、顧客からの預かり資産は円が約49億円、暗号資産が約173億円に上る。FTXジャパンは10日付で利用者に対し「預かり資産に関しては当社において全額保全されている」と通知。12日にはツイッターで、円の出金額は11日夜時点で約18億円に上り、「通常通り処理されている」と説明した。

非常に多くの個人・企業、そして金銭がかかわっていたFTX。その影響の大きさは業界を激震させるのに十分かもしれない。

今後の対応策に注目が集まっている。

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<参考元>読売新聞オンライン