この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 16日、ステーブルコインのテラUSDが急落し0.11ドルに。
- これを受けテラの考案者は、「再生計画」を発表。
- ルナ・テラUSDの保有者・開発者にルナ10億トークンを配布へ。
計画の柱は「フォーク(派生)」、テラが再生へ動き出す
ステーブルコインのテラUSDが16日に急落した。これを受け、テラUSDの考案者は「再生計画」を発表した。
コインマーケットキャップによると、ドルの価値と連動するように設計されたテラUSDは36%安の0.11ドルとなった。
各所で報じられたテラの「崩壊」。
仮想通貨ユーザーは、今年に入ってからテラにまつわる数字の乱高下に頭を悩ませてきたことだろう。
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テラUSDは先週、売りが売りを呼ぶ中で暴落し、価格が1ドルを割り込んだ。その影響で、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)にも売り圧力がかかり、テラUSDの関連トークン「テラ(ルナ)」はほぼ無価値となった。いわゆるアルゴリズム型ステーブルコインのテラUSDは、ルナを利用して価格を1ドルに保っていた。
コインマーケットキャップによると、ルナは16日、15%安の0.0002ドルとなり、時価総額が約14億ドルに減った。時価総額は今年に入り、410億ドルに達していた。
35億ドルもの準備金の行方もわからなくなっており、投資家らは情報の開示を求めている。
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新バージョンでは、アルゴリズム型ステーブルコインを廃止し、新たに発行したルナ10億トークンを既存のルナ・テラUSDの保有者・開発者に配布するという。
創設者であるド・クウォン氏は「再生計画」を提示。
これはソフトウエア用語で「フォーク(派生)」と呼ばれるものだという。
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