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仮想通貨で保釈金支払い、ハッカーに8300万円の判決言い渡す

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. アメリカでゲーム内通貨を盗んだハッカーが逮捕。保釈金として75万ドル(8,300万円)の支払いが命じられた。
  2. 支払い方法にはビットコインまたはその他の仮想通貨が指定された。
  3. 検察官補佐のアブラハム・サイモンズ氏によれば、これは珍しいことではなく、犯人に手持ちがなければ他の資産で代用可能とのこと。

保釈金にも使える?アメリカでは仮想通貨がれっきとした資産

マーシック被告はセルビアとイタリア市民の25歳で、彼はサーバーに侵入後、サッカーゲームの『FIFA 18』を1万7000人のアカウントに配り、8000アカウントにゲーム内通貨パックを追加しました。さらにはそれらのアカウントをネット上のブラック・マーケットに売り捌き、結果32万4000ドル(約3585万円)を取得したのでした。

FIFAシリーズは世界中でプレーされているゲーム。ゲーム内ではカードのパックを購入し選手を収集、他のプレイヤーと対戦できるモードが搭載されており、同シリーズの目玉である。多くのプレイヤーはパックを欲しがるし、実際に多額の課金を行うプレイヤーも大勢いる。

被告はそうしたニーズと市場を把握していたようだ…。

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ビットコインまたはその他の仮想通貨で75万ドル(約8,300万円)分の保釈金を支払うよう言い渡したのでした。

仮想通貨の高騰は誰もが知るところだが、その動きも今や下火。昨年末と比べればその価格差は歴然だ。被告はブラックマーケットで盗んだゲーム内通貨を売っていたため、多額の仮想通貨を持っていたのだろう。

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州検察官補佐のアブラハム・サイモンズいわく、この判決は人々が思うほど珍しいことではないのだそうです。それは被告人に手持ちの資金がない場合、保釈金の支払いに現金以外の財産が使えるのです。

アメリカでは仮想通貨はれっきとした資産ということだ。

日本でも2018年7月に仮想通貨の差し押さえがあった。この時は駐車違反の罰金として5,000円分のビットコインが対象となったが、今回の事件と比べるとかなり少額である。今後日本でも高額な例が出てくるのだろうか…?

dai06


ソース元https://www.gizmodo.jp/2018/08/judge-orders-hacker-to-pay-bail-in-cryptocurrency.html