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Coincheck 利用者、返金を求め被害者団体を結成

Coincheck 利用者、返金を求め被害者団体を結成

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

大手取引所CoincheckのXEM大量流出問題で、Coincheckを利用していた顧客らが早期返金を求める「被害者団体」の結成を進めようとしています。
2月3日に都内で団体設立に向けた会議が開かれるようで、参加者は数十名ほどいるようです。

Coincheckの被害者は26万人以上?

現在Coincheckはセキュリティ強化を名目に資金の引き出しをストップしています。
Coincheckを利用してXEMを保有していたのは約26万人ほどと言われていますが、資金を引き出せない現状もある意味で今回の事件の「被害」とも呼べるでしょう。

今回設立されようとしている「被害者団体」は、流出したXEMの返金だけでなく、資金を引き出せない現状も踏まえた抗議活動を行っていくようです。
顧客同士の情報交換や、どのようにCoincheckと交渉していくのかも考えていくとしています。

返金対応が進んでいない

Coinchekは、XEM大量流出事件の補填金を自社資本から返金すると発表しました。
しかしそれから約一週間が経とうとしていますが「返金期日はいつなのか」「460億という多額の補填金を自社資本のどこから捻出するのか」は不透明なままです。
ここ数日、事件の進行状況はCoincheckのサイトよりも報道などで知ることが多く、被害者団体の設立は一向に進まない返金対応に顧客が苛立っている証拠でもあります。

本当に返金してくれるの?

今回の騒動に巻き込まれてしまった方にとって一番気になるのは、「本当に返金してもらえるのか?」というところだと思います。
私も、正直なところ、Coincheckを利用していた一人として、ここ数日ずっと不安な気持ちです。

せめて、なんらかの状況報告だけでもあれば気持ちは安心するのですが、いまだ、Coincheck社からの正式な発表がないまま…。

残念ながら不安な日々は続きそうですね…。

被害者団体を結成する事は正しいか?

 

今回、一部のCoincheck利用者たちは被害者団体を結成しました。

これに対して、様々な考え方の人がいると思います。

  • 取引所に資産を置き去りにするという自己責任を棚上げして被害者の会として声をあげる事に懸念を示す人。
  • ずさんな資産管理をしていた責任がCoincheckにはあるのだから、それを糾弾されるのは仕方ないと考える人。
  • まさに、今回の被害者団体に参加してCoincheckの早急な対応を迫る人。
  • 上記どれにも属さず、ジッと動向を見守る人・・・。

しかし、答えが見えづらい現状においても、一つだけ確かな事があると私は考えています。

それは、今という時の過ごし方も「自己責任」であるということです。

「被害者団体に参加するというアクションを起こすべきなのか?」

「いっそ諦めて、成り行きに任せるか?」

自分自身で決めなければなりません。

後から、「あの時、こうしていれば…」なんて事を言わないように、「今」決めないといけません。

みなさまが、後悔の無い「今」を過ごせる事をお祈りいたします。

 

…ちなみに、私自身は、なにもせずに成り行きを見守ろうと思ってます。

資産が返ってきたら もちろん嬉しいですけど、その為に、色々手を尽くすより他の事に力を入れたいと思ってます。

例えば、仮想通貨を勉強しながらブログを書く…とか。