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バイナンスがアルゼンチン事業を拡大、インフレ率100%の背景見越したか

この記事は、dai06さんから寄稿頂きました。
このニュースのPOINT!!
  1. バイナンスがアルゼンチンにおいて、現金通貨ペソで仮想通貨を売買可能にすると発表。
  2. アルゼンチンはインフレ率が100%を超えており、仮想通貨に注目する人が増えている。
  3. バイナンスの南米南部のディレクターは、アルゼンチンが重要な市場であることを認めている。

バイナンスがアルゼンチン事業拡大、「現存する市民の需要に基づいて」

暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンスは4日、アルゼンチンの事業を拡大し、現地通貨ペソで仮想通貨を直接売買できるようにすると発表した。

世界に市場を持つバイナンスが、アルゼンチンでの事業拡大にさらに注力する。

同社はこれまで取引するユーザー同氏の仲介のみを行っていたが、今回の決定でより自由で便利な取引が可能となりそうだ。

dai06

アルゼンチンはインフレ率が100%を超えているため、仮想通貨の魅力が増している。一方、バイナンスと同社のチャンポン・ジャオ最高経営責任者(CEO)は、米国で違法な交換所を運営したなどとして、商品先物取引委員会(CFTC)から先月提訴された。

アメリカ市場から締め出されかけているバイナンス。今後の事業拡大のフィールドを再考せざるを得ない状況にありそうだ。

dai06

バイナンスの南米南部担当ディレクター、マキシミリアノ・ヒンツ氏はロイターに書面で、アルゼンチンは重要な市場であり、「現存する市民の需要」に基づいて事業を拡大したと説明した。

仮想通貨への規制は世界的にみて厳しくなる傾向にある。

今後は仮想通貨に対して、厳しい国とフレンドリーな国とで二極化するかもしれない。

dai06


<参考元>Reuters