この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 15日、コインベースは調査報告書にてイーサリアムの今後の展望を語った。
- 長期的なポジショニングは依然として強く、サプライズ的上昇もあり得るという。
- イーサリアムのETFの重要性と価格への影響を過小評価することはできないとも。
レイヤー2とETFが価格上昇要因に?コインベースがイーサリアム展望語る
イーサリアム(ETH)は今年、暗号資産(仮想通貨)市場全体をアンダーパフォームしているが、その長期的なポジショニングは依然として強く、サプライズ的な上昇の可能性を秘めていると、コインベース(Coinbase)は5月15日の調査報告書で述べた。
今年イーサリアムは累計29%上昇。対するビットコインは50%以上上昇しているが、コインベースの報告書からはイーサリアムへの大きな期待感がうかがえる。
NFT仮想通貨Leader編集部
報告書は、「イーサリアムは今後数カ月間に予想外の上昇を見せる可能性がある」と述べ、この暗号資産にはトークンのロック解除やマイナーの販売による圧力などの「供給側のオーバーハングの主な要因」がないことを指摘した。
これらに加えてステーキングとレイヤー2がもたらす成長、イーサリアムバーチャルマシン(EVM)などもイーサリアムの価格上昇にポジティブな影響を与えるとみている。
さらに、アメリカでのイーサリアムスポット上場投資信託(ETF)の重要性を過小評価することはできない。コインベースは「市場は承認されるタイミングと確率を過小評価している可能性があり、上方へのサプライズの余地を残している」と述べた。
「仮に2024年5月23日の最初の期限で却下されたとしても、訴訟がその決定を覆す可能性は高いと考える」と報告書は述べている。
イーサリアムが価格上昇に向けた複数のシナリオを保持していると語ったコインベースの報告書。
果たしてサプライズは実現するのだろうか。
<参考元>coindeskjapan