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米国は仮想通貨競争で負けると警告、分析家が不安定な規制指摘

この記事は、dai06さんから寄稿頂きました。
このニュースのPOINT!!
  1. ARKインベストのアナリストが、米国が各国との仮想通貨の競争に負けると警告。
  2. 不安定な規制を指摘し、多くの仮想通貨企業が撤退していることなどを理由に挙げた。
  3. 米国内の1日あたりのビットコインの取引高は、200億ドルから40億ドルになったとも。

UAEや韓国にスイスに先越される?米国の仮想通貨事業に暗雲か

米国は、アラブ首長国連邦(UAE)、韓国、オーストラリア、スイスといった他の国々との仮想通貨競争でリーダーの地位を失うリスクがあると、ARKインベストのアナリストであるヤシン・エルマンジュラ氏が警告している。

ARKインベストは22日のニュースレターにおいて、トレーディング会社のジェーン・ストリートとジャンプ・トレーディングが撤退したのは、米国の不安定な規制が背景にあると指摘。

機関投資家らの関心を中断させる可能性があるとした。

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「米国では、規制の不確実性が、仮想通貨空間での既存企業と新規参入者の両方を萎縮させているようだ」と彼は付け加えた。

米国で相次いだ仮想通貨フレンドリーな銀行の破産、今後も続くとみられる仮想通貨への厳しい規制は、同業界で飛躍を遂げたい企業にとっては足枷となりつつあるのかもしれない。

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さらに、エルマンジュラ氏は米国内の仮想通貨の流動性が「著しく低下」したことを認め、ビットコインの米国における取引高が過去2ヶ月間で75%減少したと指摘した。彼はCoin Metricsからのデータを引用し、3月時点での1日あたり取引高が200億ドルだったのが、過去1週間ではわずか40億ドルに減少したと指摘する。

UAEに代表されるように、仮想通貨に寛容的な国々もある。世界最大級の仮想通貨取引所であるコインベースも、同国でのビジネスチャンスに期待しているという。

今、仮想通貨企業らはそうした国に拠点を移動させつつあり、米国は到着点ではなく出発点となりつつあるようだ。

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<参考元>cointelegraph