この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 米Dropboxが容量無制限のストレージサービス「Dropbox Advanced」の提供を終了し、従量制に移行。
- 同社は、容量の再販や仮想通貨のマイニングなど、正規利用の範疇を超えた悪用が散見されることを問題視。
- 「正規の利用と悪用とを見分けるのは持続可能な解決策ではない」と、今回の対応を説明した。
容量無制限から従量制へ、Dropboxが悪用にやむを得ない対抗策
米Dropboxは、企業が「必要なだけ」無制限に容量を利用できるストレージサービス「Dropbox Advanced」を従量制に移行する。
多くのユーザーがデータを格納し、仕事や趣味に活用しているDropbox。しかしなかには、何千倍ものストレージを消費するという、度が過ぎる使い方をするユーザーもいるそうだ。
彼らは容量を再販したり、仮想通貨のマイニングに使っていたりするとのこと。
dai06
さまざまな利用形態のうち、許容できるものとできないものを峻別し続けるのは「持続可能な解決策ではない」とし、従量制に移行することにした。
容量を気にせず気軽に使えたことが大きな魅力であったDropboxにとって、今回の対応策は同社にとって苦肉の策と言えるのではないか。
dai06
新プランでは、15TBのストレージを3ライセンスまでのチームで共有でき、追加1ライセンスごとに5TBが付与される。追加のストレージが必要な場合は1TBを月額10ドル(または年間契約で月8ドル)で購入できる。総容量は1000TBに制限される。
追加のストレージポリシーは、新規ユーザは9月18日から、既存ユーザーは11月1日から適用する。
大量の電力消費で問題視されることが多い、仮想通貨のマイニング。
その影響はストレージサービスにも及んでいるようだ。
dai06
<参考元>itmedia