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Ethereum創始者、老化防止研究に2.6億円分のETH寄付

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

先日Weiss Ratings仮想通貨ランキングで、最も高い評価を獲得したEthereum(イ―サリアム)。
そんなEthereumの創始者であるヴィタリック・ブテリン氏が約2.6億円分のETHをとある機関に寄付していることがわかりました。

ブリテン氏、老化防止研究に約2.6億円分のETH寄付

ブリテン氏から寄付を受けたのは、加齢による病気を治療する研究機関SENS研究財団(米カリフォルニア州マウンテンビュー)。
SENS研究財団の研究資金は、全て慈善募金により賄われています。

SENS研究財団は老化防止を目的に掲げた研究機関であり、長年若返りの研究を行ってきたオ―ブリー・デ・グレイ氏によって設立されました。
ブリテン氏は10代の頃、オ―ブリー氏が執筆した書籍『老化を止める7つの科学 ― エンド・エイジング宣言』を読んで以来、長年のファンだったようで、今回の寄付についても下記のように述べています。

SENSの取り組みを個人的に支援する機会に恵まれたことは幸せだ。人類が直面する最大の問題のひとつである、加齢による病気に対して解決策を創り出すことに彼らが焦点を当てていることは、世界中の何百万人もの人々の生活にポジティブな影響を与えようとする私の目標と非常に良く一致する

SENS研究財団は仮想通貨業界から注目されている

SENS研究財団は今回の寄付以外にも、匿名慈善基金パイナップルから200万ドル分のBitcoin寄付を受けています。
仮想通貨事業者は先進的な考え方を持っている方が多く、ブリテン氏も19歳でEthereumを考案しました。
「老化防止」は仮想通貨事業者の中ではホットな研究テーマの一つなのかもしれませんね。

仮想通貨本来の目的を取り戻して欲しい

昨年、一般に浸透する事が多くなった仮想通貨ですが、どうしてもまだ「投機」対象としても見られ方をしてしまいがちです。
今年に入ってからはCoincheck事件などもあり、仮想通貨に対するイメージが悪くなってしまった人もいるでしょう。

しかし同時に、サッカーチームの移籍金や銀行の送金手段として仮想通貨が採用されることも多くなり、やっと本来の使い方が見直されている気がします。
各国の法整備や規制が進む中、こういった正当な使い方が評価されることを願っています。