- 若者を中心に支持を集める海外版のTikTokにおいて、仮想通貨投資に関する動画が存在。
- そのうち3分の1以上がご情報などを拡散している、不適切な動画であると判明。
- 過去には有名インフルエンサーも宣伝に関わっているが、ユーザーは注意が必要だ。
未確認の誤情報拡散、インフルエンサーの仮想通貨情報発信も要注意
若者世代向けのSNS「ティックトック」の海外版で、ビットコイン(BTC)や仮想通貨投資に関する動画のうち3分の1以上が誤解を招く内容であることが分かった。
多くの若者に受け入れられ、拡散のスピードも早いTikTokなどのショート動画。
その短い動画内で仮想通貨投資を語るというのがそもそも難しいようにも思うが…。
dai06
またティックトックの海外クリエイターで仮想通貨関連の投稿をするインフルエンサーのうち47%が営利目的でサービスを押し付けるような内容を投稿していることが判明した。ちなみに海外セレブであるキム・カーダシアン氏、ジェイク・ポール氏、ソウルジャ・ボーイ氏などの著名インフルエンサーも、以前に受け取った報酬を開示せずに仮想通貨を何百万人ものファンに宣伝していると非難されたことがある。
有名なインフルエンサーが宣伝に関わっているからといって、それがユーザーにとって本当に有益な情報かはわからない。
ひとりひとりがその内容を吟味し、どう扱うかを考えなくてはならないだろう。
dai06
また調査では、海外ティックトック上の誤解を招く仮想通貨動画のうち3分の1がビットコインに言及していることが分かった。さらに、ティックトックの仮想通貨関連のハッシュタグを使用した動画(crypto, cryptok, cryptoadvice, cryptocurrency, cryptotrading, cryptoinvestingなど)は合計で60億回以上の視聴回数を記録している。
多くのユーザーから視聴されている仮想通貨投資関連の動画。それだけ注目度されていることのあらわれとも言える。
金融の知識はまだ浅い若者が、道を踏み外すことのないよう祈りたい。
dai06
<参考元>cointelegraph