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米連邦準備制度理事会のパウエル議長が念押し、「適切な規制本当に必要」

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 27日、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、仮想通貨規制の必要性を説いた。
  2. 仮想通貨業界の混乱が、将来的により広範囲な金融不安につながる可能性を危惧。
  3. 消費者の保護のためにも、「より適切な規制が本当に必要」との見解を示した。

パウエル議長「DeFiのリスクは将来的に大きい」と危惧

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は27日、暗号資産(仮想通貨)に対するより適切な規制を呼び掛けた。

仮想通貨に対して慎重的な姿勢を貫いてきたパウエル議長。

依然としてその姿勢は変わらず、仮想通貨業界の混乱が世界全体の金融不安につながる可能性を危惧している。

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フランス銀行(中央銀行)主催のデジタル金融に関するパネル討論会でパウエル議長は、世界的な金利上昇で「DeFi(分散型金融)エコシステムの重大な構造的欠陥」が露呈したと指摘。「金融安定性の観点からの良いニュースは、DeFiエコシステムと従来の銀行システムや従来の金融システムの相互作用が現時点でそれほど大きくないということだろう」と述べた。

人々に広く開かれた場所であるDeFi。

時間的・金銭的コストの削減や、場所にとらわれないそのオープンさに期待する者も多いが、パウエル議長の意見ももっともだろう。

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その上で「その状況がいつまでも続くわけではない」とし、DeFiが拡大して小売客などとの接触が増え始めるのに従い、「より適切な規制が本当に必要だ」と語った。議長は同イベントにビデオ形式で参加した。

過去には「アメリカのデジタル通貨さえあれば、ステーブルコインも暗号資産も必要ない」、「他国がCBDCを開発したとしても、デジタルドルが世界の基軸通貨としての地位が帯化されることはない」などの発言も残しているパウエル議長。

今後の同氏の発言、そしてFRBの動きは注視しておく必要があるだろう。

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<参考元>bloomberg