- スペインの名門サッカークラブ、FCバルセロナがNFTをサザビーズに出品。
- 出品したのはクラブレジェンド、ヨハン・クライフ氏のゴールシーン。
- 購入者は「デジタルアンバサダー」に任命され、さまざまな特典がある。
豪華特典付きNFT、バルセロナ財政改善の解決策なるか
スペインのサッカークラブ「FCバルセロナ」が、クラブ初となるNFTコレクション「In A Way, Immortal(ある意味、不滅)」をオークション販売することが7月21日分かった。
このNFTはクラブレジェンドであり、オランダ代表でも活躍したヨハン・クライフ氏が、1973年のアトレティコ・マドリードFC戦で決めたゴールを再現したもの。
今回の企画は、動画版NFT1点と静止画版NFT4点で構成されているという。
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記事執筆時点(2022年7月26日12:30)でのオンライン入札は、65,000ドル(約887万円)となっている。
(中略)
NFTの購入者については「バルサデジタルアンバサダー」に任命されるとのこと。これにより購入者には、ミーティングや挨拶会(Meet&Greets)への参加、FCバルセロナの育成組織であるラ・マシアへの訪問、バルセロナのホームスタジアムである「スポティファイ・カンプノウ(Spotify Camp Nou)」でのプレー権、フレンドリーマッチ前の公式ボールハンドリングなどといった特典や体験が提供される予定だという。
クライフ氏はサッカーを知る者なら誰もが認めるほどの名選手で、引退後は監督としても活躍。現在のバルセロナの礎を築いた人物である。
2016年に68歳で亡くなったが、今も彼を慕うサポーターは多く、今回のNFTも人気を集めそうだ。
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なお「In A Way, Immortal」はFCバルセロナがリリースする予定の全10点のNFTシリーズの最初の作品となる。それぞれのNFTコレクションは、FCバルセロナの象徴的な瞬間や選手を取り上げ、今後数ヶ月間にわたって順次発表されるとのことだ。
現在のバルセロナは財政状況が芳しくない期間が続いており、クラブ立て直しの真っ最中にある。
NFTがその解決策のひとつとなるか…。注目が集まる。
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<参考元>あたらしい経済