- ARKインベストメントのCEOキャシー・ウッド氏が、ビットコイン取引をしないよう警告。
- ビットコインによる取引によって、巨額の課税につながる可能性を指摘。
- 内国歳入庁(IRS)の仮想通貨に対する税制改正まで、売却しないよう勧めている。
ウッド氏警告「このままではビットコインに巨額の課税」
ARKインベストメントの創業者兼CEOであるキャシー・ウッド氏は、米国の税務当局である内国歳入庁(IRS)が仮想通貨に対する税制を改めない限り、投資家にビットコイン(BTC)の取引をしないように警告している。
破壊的イノベーションを掲げるARKのCEOが、ビットコイン取引に対して警告。
高騰を続ける現在の相場の不安定さに、危機感を抱いているのかもしれない。
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ウッド氏は、Cboeが主催するウェブキャストで、BTCの取引が巨額の課税につながる可能性があると指摘。「IRSはこれについて何からしらの対応をする必要がある」と述べ、もしビットコインで大きな利益を得られるとしても、税務上の取扱いが変わるまでBTCを売却しない方が良いと付け加えた。
ウッド氏はIRSの今後の動きが定まってから、ビットコイン取引をするべきと考えているらしい。
米国では仮想通貨を通過ではなく、財産として扱っており、れっきとした課税対象となる。
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ARKのウッド氏は巨額の利益を上げている人々を対象にしていたが、多くのBTC購入者がビットコイン保有で潜在的な利益を上げている。2020年11月までにBTCアドレスの約98%が黒字であると推定されている。
長期保有によって、多額の利益をあげる可能性を秘めた人たちは多くいる。今の強気相場が終わることを危惧して、売却に踏み切ろうとしている人もいるだろう。
ウッド氏の今回の警告は、そうした前のめりになっている人々にブレーキをかけるものだ。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/cathie-wood-btc-investors-shouldn-t-transact-until-tax-code-changed