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ブロックファイが破産計画発効、経営陣と関係者が尽力と説明

この記事は、dai06さんから寄稿頂きました。
このニュースのPOINT!!
  1. 24日、昨年11月に破産していた米ブロックファイが、破産を脱却したと発表した。
  2. 経営陣や関係者が真しに取り組んだことで、破産計画を迅速に発効できたという。
  3. 仮想通貨取引所FTXなどからの資産回収が果たせれば、顧客の回収額も増加すると説明。

破産脱却のブロックファイ、顧客への払い戻しと努力継続を約束

昨年11月に破綻した米ブロックファイ(BlockFi)が、破産計画の発効により、破産から脱却したと10月24日発表した。

ブロックファイは自社の経営陣や関係者が、問題に真摯に取り組んだと説明。

FTXなどの問題に連動して破綻したほかの企業よりも、迅速に破産計画を発効できたという。

dai06

昨年11月に起きた暗号資産取引所FTXとその子会社アラメダリサーチ(Alameda Research)の破綻の影響を受け、11月28日に連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請した。ブロックファイは両社に対して12億ドルのエクスポージャーを有しており、FTXから顧客資産が消失していることが明らかとなり破綻した。FTXとアラメダリサーチは現在、顧客資産を利用した数十億ドル規模の詐欺行為を行ったとして現在裁判中だ。

ユーザーだけでなく多くの仮想通貨企業に、現在進行形で影響を及ぼしているFTXの問題。

ブロックファイもその影響を受けた企業のひとつである。

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破産計画に沿ってブロックファイは、暗号資産取引所FTX、暗号資産ヘッジファンドスリーアローズキャピタル(ThreeAllowsCapital:3AC)、その他の破綻企業からの資産回収を行うとのこと。ブロックファイは、「この訴訟が成功すれば、顧客の回収額が増加する可能性がある」と述べている。

これに加えて、顧客への仮想通貨の払い戻しをこれからも続けていくことを説明。

すべてが終わったかに見えたブロックファイだったが、少しずつ事態の改善に向かっているようだ。

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<参考元>あたらしい経済