この記事は、dai06さんから寄稿頂きました。
このニュースのPOINT!!
- バイナンスが欧州経済領域でのVisaデビットカードサービスの年内停止を発表。
- 12月20日に停止し以降カードの購入は不可、バイナンス口座への影響はない。
- 昨年4月から発行されていた「バイナンス難民クリプトカード」も停止は影響。
バイナンスのカード戦略縮小、ウクライナ難民にも影響か
大手暗号資産（仮想通貨）取引所のバイナンス（Binance）が、年内に欧州経済領域（EEA）でのVisaデビットカードサービスを停止すると10月20日発表した。
バイナンスのカードに関連した経営戦略は、現在縮小傾向にあるのかもしれない。
仮想通貨だけでなく業界への当局からの厳しい目線が続くなか、各社慎重な舵取りが求められている。
dai06
また、今回のサービス停止は、昨年4月より発効されている「バイナンス難民クリプトカード（Binance Refugee Crypto Card）」にも影響するとのことだ。
このカードは緊迫するウクライナ情勢への支援にも用いられていた。EEAに避難しているユーザーに代替手段があるのか気になるところだ。
dai06
バイナンスは9月、アルゼンチン・ブラジル・コロンビア・バーレーンの4ヵ国における暗号資産カードプログラムを終了している。これは決済大手のマスターカード（Mastercard）が、同国におけるバイナンスとの提携を解消したためであった。
このカード戦略が一時的なものになるのか、次なる一手はあるのか。
仮想通貨が日常生活において役割を果たす上で、カードの形をとれるかどうかは重要にも思えるが果たして…。
dai06
＜参考元＞あたらしい経済
