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G7財務相ら「国際金融システムに重大な影響」、リブラの懸念共有

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. フランスで開催されているG7財務省・中央銀行総裁会議で、リブラについて議論がなされた。
  2. G7の財務相らは「国際金融システムに重大な影響を与える可能性がある」との懸念を共有。
  3. 迅速に規制をつくり対応にあたり、作業部会は10月までに報告書をまとめ規制当局と連携する予定。

G7も「リブラ懸念あり」で一致、世界規模での規制づくりへ

米フェイスブック(FB)が発行を計画する仮想通貨(暗号資産)「リブラ」について、国際金融システムに重大な影響を与えかねないとの懸念を共有し、新たな規制作りも含めた迅速な対応を取ることで一致した。

日本からは麻生太郎財務相、黒田東彦日銀総裁が参加した。

会議では作業部会の報告をもとに、リブラがリリースされた場合に起こりうる金融システムへの影響のほか、マネーロンダリング対策や個人情報の保護などについて議論されたという。

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討議の終了後、議長国フランスのルメール経済・財務相は記者団に対し「迅速な対応が必要であることを共有できた。通貨を発行する国家主権を危険にさらすことはできない」と話した。

リブラに対する懸念は広がりつつある。しかも今回はG7。

リブラの責任者は当初予定していた「2020年前半でのリリースにはこだわらない」とし、当局からの審査などにも協力するとしているが…。

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作業部会は10月をめどに報告書をまとめる予定で、関係する規制当局とも連携していくという。

世界統一通貨としての可能性も期待されるリブラだが、当局からの見方は厳しい。

安全に扱うための仕組みづくりと、それを当局に納得してもらえるだけの説明が求められそうだ。

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ソース元https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000022-mai-int