この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- FTXヨーロッパ元代表のパトリック・グルーン氏は、タイタニックの遺品を過去最高額で落札した。
- 150万ドル（約2億3250万円）で妻のために落札された金色の懐中時計は、博物館に展示されるという。
- 同氏は破産時の和解の一環で、FTXヨーロッパの資産を約3300万ドル（約51億円）で買い戻すことに合意済み。
タイタニック過去最高額の遺品、FTX崩壊経験した幹部が落札
FTXヨーロッパ（FTX Europe）の元代表であるパトリック・グルーン（Patrick Gruhn）氏は、タイタニック号の最も裕福な乗客の遺体から回収された金の懐中時計に、オークションで「タイタニック号の遺品として過去最高額」となる約150万ドル（約2億3250万円、1ドル=155円換算）を支払ったとウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
この懐中時計はアメリカの資産家ジョン・ジェイコブ・アスター4世のものとされ、妊娠中の妻との新婚旅行時に身に着けていたものという。
妻と救命ボートに同乗できなかった彼からは、他にも金とダイヤモンドのカフスボタン、ダイヤモンドの指輪、金の筆記具などが見つかっている。
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グルーン氏は、会社を売却して得た資金で妻のマレン・グルーン（Maren Gruhn）さんのために時計を購入し、博物館に展示すると語った。
今でも映画や伝記などで人々の感動と話題を呼ぶ、1912年のタイタニック号沈没事故。
乗っていた人たちの足跡、彼らが身に着けていた物品のオークションのゆくえもそうした話題のひとつだ。
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2023年7月、FTXの破産財団はアメリカの破産裁判所にFTXヨーロッパの幹部から3億2350万ドル（約500億円）以上を回収するよう求めた。その後、和解の一環として、グルーン氏ら幹部はFTXヨーロッパの資産を約3300万ドル（約51億円）で買い戻すことに合意した。グルーン氏はまた、FTXが崩壊するまで、FTXの不正について知らなかったと述べた。
FTX崩壊を経験したグルーン氏は現在オレゴン州に移住。テレビネットワークを運営し、今後はヨーロッパで仮想通貨のデリバティブ取引所の設立を計画しているという。
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＜参考元＞coindeskjapan
