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Facebookリブラ承認得るまで発行せず、2020年前半こだわらない

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. Facebookのリブラに関する公聴会がアメリカ議会上院で開かれた。
  2. 計画の不透明性が疑問視されるリブラに関して、責任者は2020年前半の発行にもこだわらないとした。
  3. 審査にも全面的に協力すると表明し、当局の取り締まりや金融システムへの影響も配慮する構え。

Facebookリブラは2020年前半に発行されない?

アメリカのフェイスブックが計画する暗号資産、いわゆる仮想通貨「リブラ」について、フェイスブックの担当者は、「承認を得るまでリブラは発行しない」との方針を表明した。

リブラに対する人々の不信感は急激な速度で高まり、遂に公聴会が開かれるまでに至った。セキュリティ対策、マネーロンダリング対策など、本当に万全な準備がなされるのか不安に思う人はとても多い。それだけFacebookが仮想通貨を発行することの影響力の大きさを人々は感じている。

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16日に開かれたアメリカ議会上院のリブラに関する公聴会では、出席者から、「フェイスブックは危険だ。信頼できない」との批判的な意見が相次いだ。

これに対して、事業責任者のマーカス氏は、2020年前半のサービス開始にはこだわらず、審査に全面的に協力する姿勢を示した。

Facebookはリブラの発行に向けてこれまで秘密裏に取り組みを続けており、2019年6月にやっと計画が公にされた。そこでは2020年前半という極めて早い段階でのリリースを予定していることも告げられた。

発表はつい最近でも、準備自体は確かに進めてきたのだろう。しかし、ここ1カ月での周囲の反応をみていると、2020年前半での発行は難しそうに思える。

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リブラをめぐっては、資金洗浄や情報管理への懸念が高まっているが、マーカス氏は、対策として、アメリカの犯罪取り締まりシステムに登録するとしたほか、金融システムへの影響にも配慮する姿勢を示している。

審査や取り締まりに協力的な姿勢をみせるFacebookだが、リリースのために乗り越えなければならない壁はまだまだありそうだ…。

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ソース元https://www.fnn.jp/posts/00420916CX/201907170630_CX_CX