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ビットコインは、発展途上国のリアルマネーになり得るか?

ビットコインは、発展途上国のリアルマネーになり得るか?

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

この記事は海外ニュースサイトの情報を引用し翻訳したものです。
引用元はこちら→https://cointelegraph.com/news/goldman-sachs-admits-bitcoin-is-real-money-cites-use-cases-in-developing-world

ゴールドマンサックス、ビットコインが発展途上国でリアルマネーに代わる可能性を指摘

保守的な姿勢を見せてきた投資銀行ゴールドマン・サックスは、ビットコインを始めとする仮想通貨が発展途上国ではリアルマネーとして成功する可能性を秘めていると認めている。

ゴールドマン・サックスの投資戦略家の最近の報告書ではこのように書かれている。

ここ数十年間、米ドルはその目的を比較的うまく果たすことができた。

しかし従来の金融サービスが不十分である国や地域ではビットコインを始めとする仮想通貨が一般通貨に代わるリアルマネーとして成功する可能性がある。

ゴールドマン・サックスは同時にこうも述べている

仮想通貨は金やその他の金属に似たヘッジのような資産と考えるべきである。

今までの流れが代わる

こう言った流れは大手銀行と大口投資家が仮想通貨を扱っているという懐疑主義が氾濫する中で生まれた新しい変化だ。

伝説的な大富豪投資家であるWarren Buffett氏は「ビットコインはお金ではない、人々は仮想通貨から離れなければならない」と主張しているものの、JPモルガン・チェースのCEOであるJamie Dimon氏や大手ヘッジファンドのRay Dalio氏は「ビットコインはバブルではない」という主張をしている。

政界にも影響力があるゴールドマン・サックス

ゴールドマン・サックスは金融と政治の世界で大きな影響力を持った投資銀行だ。

老舗オピニオン雑誌The Atlanticでは、ゴールドマンサックスが米国政府への影響力がさらに高まるということを指摘している。

同様にHuffington Postも現在ゴールドマン・サックスでCEOを務めている2人は米国財務長官を務めていたということを指摘し、元CEOであるジョン・コルシンは米国の上院議員になったと指摘している。

他にもゴールドマン・サックスに勤めている者の中には政府の中で様々な地位で働いていた。

管理人考察

ビットコインは、発展途上国のリアルマネーになり得るか?

発展途上国では、自国内の通貨に対して信頼できない国も多くある事はよく耳にします。

日本では、円(JPY)が安定通貨であるような印象を持っている人が多くいますが、もしも、自国の通貨を信頼できない国に住んでいたとしたら、世界中で信頼性を高めているビットコインに関心が高まる事は間違えないのでは無い事だし、信頼できない自国の通貨よりもビットコインをリアルマネーにしようとする動きも自然な流れだと思います。

ビットコインが発展途上国のリアルマネーとなる為の課題は?

発展途上国のリアルマネーになり得るという可能性は十分に考えられると思うのですが、課題も多いように思います。

例えば、簡単に思いつく範囲でもこんなに課題があります。

  • ビットコインは取引手数料が高すぎる。
  • 決済に時間がかかりすぎる。
  • ビットコインの値動きは大きすぎて安定していない。
  • 発展途上国の政府が快く思うはずがない。

取引手数料と決済速度に関しては、ライトニングネットワークが実装されれば、解消するかもしれないし、値動きに関しても年代を重ねれば落ち着いてくるかもしれない。

しかし、発展途上国の政府側からすれば、自国通貨から離れていく国民を快くは思わないと思うし、国民の統制がとれなくなって内戦とかにならないかなぁと心配です…。

将来はどうなるんだろう?

これについては、正直、全くわからないです。

政治的な課題も多いと思うし、各国ごとに事情も違うのでは無いかと思いますから、断定すべきでは無いとも思います。

ただ、一つ言える確かな事は、ビットコインの存在がフィアットに取って代わる可能性が取り沙汰される程に浸透してきているという事です。

しかも、ゴールドマンサックスという世界的な投資企業が、それを正式に発言していること。

これは、仮想通貨全体にとってプラスだし、やっぱり仮想通貨の未来は想像もつかないくらいに凄いものなんじゃ無いかと想像させてくれます。