公式Twitterも運営中!フォローしてね!

「Sphere(スフィア)」ブロックチェーンによって収益性の高いSNSを構築するプロジェクト!

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

「Sphere(スフィア)」は2016年に立ち上げられた新世代のソーシャルネットワーキング創造プロジェクトです。

非中央集権型のSNSを提供し、誰にも管理されず安全なプライバシーやデータ管理を行うことができるとしています。

「Sphere(スフィア)」の概要

通貨名/通貨単位Sphere/SPHR
公開日2015年5月
最大発行数12,484,344 SPHR
ホワイトペーパー
公式サイトhttps://sphrpay.io/
公式ツイッターhttps://twitter.com/ProjectSPHR
公式テレグラム
購入可能取引所Bittrex,Upbit

「Sphere(スフィア)」は、ブロックチェーン技術を使って全く新しい次世代のソーシャルネットワークキングサービスを提供するプロジェクトです。

従来の中央集権型SNSは、利用者の行動をクリック履歴や投稿内容によってモニターし、それらを企業活動に活用していました。

この市場規模は約10億ドルとも呼ばれており、マーケティングや集客などで最も効率が良い手法の1つになりつつあります。

一方で利用者からすれば、自らのプライバシーデータが使われているにも関わらず、その恩恵が還元される事はありません。

 

「Sphere」ではイーサリアムで使われているブロックチェーンを利用し、管理者の存在しない非中央集権型のSNSを立ち上げ、利用者にも利益が分配されるような仕組みを作ろうとしています。

主にSNS内で専用のマーケットプレイスを構築し、利用者が自らの提案するサービスや、お気に入りの商品の宣伝を簡単に行うことができるようにします。

これによってコンテンツ制作者と宣伝を行っていたユーザーに直接収益が分配される仕組みを作り、より健全なエコシステムの構築を目指します。

「Sphere(スフィア)」の特徴

利用者主体のSNS

「Sphere」では非中央集権型のSNSを構築するために、イーサリアムのブロックチェーンとスマートコントラクト技術を使ってプラットホーム全体の最適化を行います。

利用者によって投稿された記事、動画、画像などのデータはブロックチェーンよって暗号化・分散化され、悪質な第三者によって改ざんされるリスクがない状態で管理を行うができます。

コンテンツを適切に守ることができるだけではなく、プラットフォーム上に存在する著作物の所在を常に明らかにします

 

また、プログラムされた契約を自動的に実行するスマートコントラクトによって、利用者の収益が発生した際に毎回複雑な契約処理を踏む必要がなくなります。

これらの仕組みを利用するために、利用者がそれぞれ専門的な知識を勉強する必要はなく、誰でも簡単に利用することができるとしています。

アドプラットフォームの形成

「Sphere」ではアドプラットフォームと呼ばれる、広告を掲載するための専用プラットフォームが用意されています。

このプラットフォームでは商品、コンテンツ、サービスなどの広告を簡単に掲載することができ、収益が発生した際、そのコンテンツを作成した人物と宣伝した人物に直接分配される仕組みになっています。

この時プラットフォーム側に広告掲載料を支払う必要はなく、より制作者と宣伝者の収益効率が高まります。

ブロックチェーンとスマートコントラクトを使ったこの仕組みは、システムを維持するためのコストが安いだけでなく、管理者が不在でも機能することで実現できる全く新しい仕組みといえます。

独自トークンSPHR

「Sphere」の提供する独自トークンSPHRはイーサリアムベースのERC20に準拠したトークンです。

実際の収益の分配に使われるだけでなく、プラットフォーム内での支払いや「Sphere」の提供する専用アプリ内での広告活動などにも使うことができます。

SNS内での専用トークンと言う役割であるため、外部サービスに資金が流れることがほとんどなく、より利用者にとって有益な決済方法の1つになります。

一方で資産の移動は自由度が高く、イーサリアムベースのトークンであるため同じERC20に準拠したウォレットであれば、個々が選んだウォレットでやり取りすることが出来ます。

「Sphere(スフィア)」まとめ

今回は広告活動における中央管理のないプラットフォーム「Sphere」をご紹介してきました。

SNSを活用した広告活動は今や主流であり、今後も市場の需要や経済規模も高まっていくとされています。

ブロックチェーン技術とこれらオンラインサービスの相性は非常に良く、今後も似たサービスが登場するのは間違いありません。

そんな中「Sphere」がどのように独自性を打ち出していくのかに注目したいですね。