この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- MTGOX社が民事再生手続きを開始し、破産手続きが中止されることが22日わかった。
- 破産管財人の小林氏はビットコインを売却しての手続きを進めていたが、同仮想通貨の高騰は債権額約456億円を上回った。
- 市場に大量のビットコインが流れることを危惧した投資家は、この決定に安堵している。
20万ビットコインで破産回避!?MTGOX再生へ
破産手続き中の(株)MTGOX(資本金500万円、渋谷区渋谷2-11-5、代表カルプレス・マルク・マリ・ロベート氏)は、6月22日に再生手続き開始決定および管理命令を受け、破産手続きが中止された。
MTGOX社の事件を忘れていた方も少なくないだろうが、同社のビットコインの売却は2018年の市場にも大きな影響を与えていた。
今回の決定は市場への影響を懸念していた投資家らにとって、とても明るいニュースとなった。
dai06
2013年5月頃からサイバー攻撃が繰り返され、2014年2月上旬頃からはビットコインの引き出しができなくなる事態が発生。2月24日頃までにユーザーの取引履歴上のビットコイン保有高および会社自身の取引履歴上の保有ビットコインの大部分がなくなっていることが判明。
MTGOX社の騒動は世間の人々に仮想通貨は「危ないもの」、「怪しいネットビジネスの類」といったイメージを植え付けるのに十分だった。実は仮想通貨先進国であった日本にとって、これは手痛い事件だったように思う。
そこから時を経て仮想通貨は見直され、社会に新しいムーブメントを起こすものだという認識へと変わりつつある。
dai06
破産管財人のもと、破産手続きが進められていたが、2017年のビットコイン価格の急上昇を受け、約20万ビットコインを保有する当社の資産価値が高騰。
約20万のビットコインによって約456億円もの債権問題を解決してしまうのは驚きだ。MTGOXが”蘇る”日は近いのかもしれない。
dai06
ソース元http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4468.html