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デジタルユーロ法案23年初旬に提出へ、欧州委幹部が方針示す

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 欧州委員会(EC)の金融部門責任者が、デジタルユーロの方針を示した。
  2. 23年初旬に法案を提出することを目標に、今後数週間で立法協議を行う。
  3. 欧州中央銀行(ECB)は実験を進行中で、23年後半には試作品ができる。

デジタルユーロ法案、承認されれば25年までに発行準備整う

ニュースメディア「ポリティコ」が最初に報じたとおり、水曜に開催されたフィンテック会議でECの金融部門責任者マイレッド・マクギネス委員が、欧州連合がデジタルユーロ法を正式に検討することを公式に明らかにした。

デジタルユーロに関する議論が、今後本格化していくことが、幹部の口から語られた。

この決定は、今後数年でヨーロッパ全土、いや世界経済への影響を及ぼすものになるはずだ。

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「目標は23年初旬に法案を提出すること」と、金融サービスを担当する同委員は述べた。「今後数週間のうちに、的を定めた立法協議を行う」

欧州中央銀行(ECB)はすでに、デジタルユーロの設計とシステムの実験を行っており、23年後半にはプロトタイプが完成する見込みである。

ユーロ圏内にある国々からの承認を得られれば、25年までに発行の準備が整う可能性があるという。

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CBDCへの関心の高まりは、仮想通貨の人気拡大によって国内通貨がいずれ弱体化するという懸念の高まりから生じたものだ。

「我々がこの需要を満たさなければ、他の誰かが満たすだろう」と、ECBのファビオ・パネッタ理事は11月中旬に述べ、デジタルユーロの導入を強く求めた。

欧州の決定は日本にも影響を及ぼすことになるだろう。

各国の中央銀行は、中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する議論・研究を進めており、この動きはますます加速していく可能性がある。

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<参考元>COINTELEGRAPH