- 5日、アゼルバイジャン税務庁のニヤット・イマノフ氏が仮想通貨と法定通貨の取引による利益は課税対象になることを明言。
- 法人に対する利得税、個人に対する所得税を正式化する旨を、首都バクーで開かれた第2回金融投資フォーラムの場で説明した。
- 昨年5~12月の間に急成長したアゼルバイジャンの仮想通貨市場。課税対象として加えられることにより、多額の税収増加が見込まれる。
どうなる?アゼルバイジャンの仮想通貨市場と税収アップ!
アゼルバイジャン税務庁のニヤット・イマノフ氏が5日、仮想通貨と法定通貨の交換取引による利益は、課税対象になると発言した。
税務庁の重要人物が発言したことにより、課税対象になる未来は避けられなさそうだ。
伸び続ける市場にとうとうメスが入ったという印象か。
dai06
アゼルバイジャンの仮想通貨市場が昨年5~12月の間に大きく成長し、仮想通貨取引は収入を得るための手段として、ますます人気が高まっていると伝える。
(中略)
フランスは最近、仮想通貨取引の大部分の事例(マイニングと「産業レベルでの」取引を除く)をキャピタルゲイン税法の適用範囲とし、一律19%の定額税率を課した。対照的に、所得税は最高45%まで課税評価される可能性がある。
アゼルバイジャンで人気が高まりつつある仮想通貨への投資。設定される課税のパーセンテージによって、今後の投資金額・参入者数などにも様々な影響が出そうだ…。
dai06
米国の税務当局IRSは最近、米仮想通貨取引所大手のコインベースに対し、顧客データの引き渡しを要求した。これは、取引を行う多くの人たちが、その利益について所得税申告を行っていないとの懸念を受けた動きだった。
多額の税収増加が見込める以上、各国は”取りっぱぐれ”のないように全力を尽くすだろう。
もっとも課税対象となるだけで、仮想通貨そのものを制限するわけではないはず…。とはいえ、いきなりフランスのように「最大45%の所得税」なんて言われてもたまらない気がするな…。
今後の続報に注目したいところ…。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/azerbaijans-taxes-ministry-says-crypto-revenue-is-subject-to-taxation