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米当局捜査入り報道のテザー、CEOが「兆候なし」と疑いを否定

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. テザー社が制裁違反やマネーロンダリング規制に違反しているとして、当局が捜査していると報道された。
  2. これに対してテザーのCEOであるパオロ・アルドイーノ氏が、捜査の兆候は見られないと説明。
  3. ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、米財務省がUSDTの広範な使用を問題視しているという。

USDTの広範な使用問題視、当局がテザーを捜査?

米当局がテザー(Tether)社による制裁違反またはマネーロンダリング規則の潜在的違反を調査しているとウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)が報じたのち、テザー(Tether)社CEOのパオロ・アルドイーノ(Paolo Ardoino)氏は、同社が捜査を受けている兆候は見られないと10月25日に述べた。

テザーにかけられた疑いの目を、アルドイーノ氏はXにて否定した。

なお、米国検事局の広報担当者はコメントを控えたという。

NFT仮想通貨Leader編集部

WSJの報道によると米財務省は、制裁対象となった個人やグループによる「USDT」の広範な使用を理由に、テザー社への制裁を検討しているという。報道によるとテザー社は、支援者による銀行詐欺の可能性に関連して、何年も捜査を受けている。

財務省の金融犯罪取締ネットワークは、コメントの要請に即座には応じなかった。

全貌がつかめぬ当局の動き。果たして捜査は行われているのか、あるいはこれから行われるのか。

NFT仮想通貨Leader編集部

「記事は、テザーやその他の暗号資産を悪用しようとする悪質な行為者を取り締まるために、テザーが法執行機関と十分に文書化され、広範囲に渡って交渉してきたことを軽々しく無視している」とテザー社はWSJの報道について声明を出した。

米当局は仮想通貨企業に対して、厳しい姿勢をとってきたことは周知の事実だ。だが、そうした姿勢や実際の捜査が行われているかどうかは、その対象となる企業の信頼に大きくかかわる問題だ。

状況が読めない今は、注意して観察する必要があるだろう。

NFT仮想通貨Leader編集部


<参考元>あたらしい経済