この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- DMMビットコインから482億円が不正流出した問題で、同社は550億円を調達したと発表。
- 流出相当分のBTCを調達し全量保証するとしており、市場への影響を配慮しながら進める。
- 金融庁などが報告徴求命令を出すなか、同社は財務基盤強化と事態の解明に向けて動いている。
DMMが調達した550億円、失われたビットコイン購入に充てる
DMM.com(東京)グループの暗号資産(仮想通貨)交換業者DMMビットコイン(東京)は5日、約482億円相当のビットコイン(BTC)が不正流出した問題に対応するため、増資などによりグループ内で計550億円を調達すると発表した。
過去に起きた仮想通貨流出事件でもトップクラスの本件。
全容解明にはいまだ至っていないが、同社は保証を即座に約束していた。
NFT仮想通貨Leader編集部
同社は財務基盤を強化した上で、「流出相当分のBTCを調達し、全量保証する」とし、BTCについては「市場に影響を与えないよう配慮しながら調達を進める」と説明している。不正流出の原因は調査中という。
同社のリリースによれば、550億円のうち、借入による資金調達が50億円、増資による資金調達が480億円、劣後特約付借入による資金調達が20億円という。
NFT仮想通貨Leader編集部
同社は5月31日午後1時26分ごろ、約482億円相当のBTCの不正流出を検知。安全確保のため暗号資産の出庫処理など一部サービスの利用を制限した。金融庁は資金決済法に基づき、原因などに関する報告徴求命令を出している。
同社は全容解明のために注力しており、詳細が判明した折には速やかに情報を公開するとしている。
NFT仮想通貨Leader編集部
<参考元>DMMBitcoin