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批判浴びたワールドコイン計画、生体認証装置のソフトウェアをオープンソース化

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. OpenAIのサム・アルトマン氏が手がける「ワールドコイン」計画は、顧客保護等の観点から批判を浴びた。
  2. 22日、同計画は虹彩スキャンを行う生体認証装置「Orb」のソフトウェアのオープンソース化を発表。
  3. Orbの画像処理の透明性やプライバシー面の懸念を検証可能にし、安心感を訴求するものと言える。

ワールドコイン開発元「間違いなく安心得られる」と豪語

ChatGPTの開発元として知られるOpenAIのサム・アルトマン氏が手がける「Worldcoin」は、虹彩認証を行うことで入手することができるという一風変わった仮想通貨です。そんなWorldcoinにおける仮想通貨発行に関わる虹彩認証に用いる装置「Orb」のソフトウェアがオープンソース化されました。

虹彩をスキャンすることで仮想通貨「WLD」が受け取れるワールドコイン計画。

ベーシックインカムの普及などを掲げる同計画は、個人情報やプライバシー保護の観点から批判が相次いだ。

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そんなWorldcoinが、生体認証装置「Orb」のソフトウェアコンポーネントをオープンソース化すると発表しました。オープンソース化されたOrb関連ソフトウェアは、MIT LicenseとApache License 2.0のデュアルライセンスに基づきGitHub上で公開されています。

ベーシックインカムの普及など夢のような理想も疑惑の種となったかもしれないが、やはり最も憂慮されたのは「Orbによって取得された情報がどのように取り扱われるか」だろう。

今回のソフトウェアのオープンソース化は、すでに行われているハードウェアと虹彩認証テクノロジーのオープンソース化にあわせて行われるもので、さらなる安心と信頼の訴求・獲得に努めるものだ。

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Worldcoinを開発するTools for Humanityで主任ソフトウェア コントリビューターを務めるティアゴ・サダ氏は、海外メディアのThe Blockに対して「以前はデフォルトですべてが削除されていましたが、現在ではユーザーが自分のデータをどう扱うかを制御できるようになりました。間違いなく安心感が得られます」と語りました。

なんとか風向きを変えたいワールドコイン計画。

情報開示と同時に、各国当局との交渉も必要不可欠になってくるであろう。

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<参考元>gigazine