- メタバース企業のインプロバブルは、Web3ゲーム事業を約139億円で売却。
- 「志を同じくするパートナー」と称した売却先は、キーワーズ・スタジオ。
- インプロバブルは2024年に、メタバース業界のさらなる成長を期待している。
注目のメタバース企業インプロバブル、2024年のベンチャー戦略
メタバーステクノロジー企業インプロバブルは12月18日に公表した年間報告書で、Web3ゲーム事業「ザ・マルチプレイヤー・グループ（MPG）」をキーワーズ・スタジオに7650万ポンド（約139億円）で売却したと明らかにした。
キーワーズ・スタジオは、ベセスダやアクティビジョン・ブリザードなどのゲーム業界大手の会社と連携しているスタジオ。インプロバブルも成長著しいメタバース業界において、先頭を走ろうかという注目の企業だ。
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インプロバブルはまた、来年に向けた予測を発表し、メタバースとWeb3が「昨日のニュース」ではないとした。ナルーラ氏は「メタバースは2024年に成長が見込まれ、ゲーム、VR/XR、Web3技術の融合によって加速されるだろう」と予測する。2024年にはゲーム、Web3、仮想通貨セクターにおけるさらなる統合と合理化が見られ、これにより「より強固で、より回復力があり、より結束したスタートアップエコシステムが形成される」という。
メタバースの成長に大きな期待を寄せるインプロバブル。
共同創業者兼CEOのハーマン・ナルーラ氏は、「2024年のメタバースがバーチャルイベントの未来を定義する」とも語っている。
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Web3とゲーミングにとって大きな年になると予想しているのはインプロバブルだけではない。最近のインタビューで、アニモカブランズ幹部のヤット・シウ氏とジョンソン・イェ氏は、来年はより多くのユーザーがブロックチェーンゲームを通じてWeb3に足を踏み入れるとコインテレグラフに語った。
テクノロジーによって、私たちの生活や娯楽は絶えず形を変え、私たちを楽しませようとしてくれている。
業界とユーザー双方がかける期待の大きさが、今回の事業売却の金額にも表れていると言えるだろう。
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＜参考元＞cointelegraph
