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ミュージシャンのグライムス氏、NFT収入が音楽活動収入超える

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. ミュージシャンでアーティストのグライムス氏は、NFTで多くの収入を得ている。
  2. その額は音楽活動を超えているといい、2021年には「War Nymph」を約600万ドルを売り上げた。
  3. 同氏はほかのテクノロジーにも関心が強く、メタバースやAIにも注力している。

市場は下火もまだまだ期待、グライムス氏は音楽よりもNFTで稼ぐ

ミュージシャンでアーティストのグライムス(Grimes)は、2021年に行ったNFT(non-fungible tokens)への投資が大きな収入源のひとつとなったことを明かした。

雑誌「Wired」のインタビューでグライムスは、音楽キャリアを通じて稼いだよりも、NFTでより多くのお金を稼いだのかという質問に対して、シンプルに「Yes」と答えた。

カナダのバンクーバー出身のグライムス氏。同氏は自身の活動はもちろん、イーロン・マスク氏の元パートナーであることでも有名だ。

彼女はいくつかの顔を持つが、音楽活動よりも芸術活動の方が多くの稼ぎをもたらしているという。

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2021年のNFT人気のなか、グライムスはNFTマーケットプレイスのNifty Gatewayで自身のNFTコレクション「War Nymph」を販売し、約600万ドル(約8億4000万円、1ドル140円換算)を売り上げた。このNFTコレクションは、彼女の音楽に合わせて作られたデジタルアート作品と、約40万ドル(5600万円)で販売された1点もののミュージックビデオを特徴としていた。

10点の作品のうち一番高値がついたのは、『Death of the Old』の約38万9000ドル。

2023年のNFTの取引高は年初から約50%減少しているものの、彼女は今後もNFT市場が復活し、多くのアーティストの活躍の場になることを願っている。

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2022年3月にはスペインで開催されたアバランチ・サミット(Avalanche Summit)で講演し、Web3 AI(人工知能)プラットフォームOP3Nのサポートと、アバランチからの1億ドルの支援を受けて、メタバース児童書を制作するプロジェクトについて説明した。

彼女はまた、AI全般に対しても前向きだ。ファンにAIで彼女の声を再現して音楽を作り、ロイヤリティを折半することを提案。実験から生まれた作品に感銘を受けたと語っている。

今後もデジタル領域での活動に注力すると思われるグライムス氏。

今後彼女がどのような作品を生み出すのか、そしてそれがどう扱われるのか。期待が高まる。

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<参考元>coindeskjapan