第4回目となる調査対象の仮想通貨取引所は『GMOコイン』です。はたして『GMOコイン』とは、どんな取引所なのか?
今回も興味津々で調査してきました。
では、さっそくその調査報告をしていきたいと思います!
GMOコインのスペック
取引所名称 | GMOコイン |
運営会社 | GMOコイン株式会社 |
どこの国の取引所? | 日本 |
設立年月日 | 2016年10月 |
資本金 | 7.5億円 |
GMOコインの概要
GMOコインは、東証一部上場企業であるGMOインターネットのグループ会社なので資本が安定しており、個人間の売買を仲介する、いわゆる「取引所」はなく「販売所」のみ運営しています。
また、グループ会社に「GMOクリック証券」を擁するだけあり、FXのサービス、操作性にも定評があります。
レバレッジについては、つい先日2018年1月31日より金融庁の規制の動きに合わせたかのように、最大25倍だったのが最大5倍に引き下げられたので、ハイリターンを楽しんでいた方には少し物足りなくなってしまいました。
GMOコインの取扱通貨及び通貨単位は?
GMOコインで扱っている通貨は、下記の5種類です。
取扱通貨 | 通貨単位 |
Bitcoin(ビットコイン) | BTC |
Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ) | BCH |
Ethereum(イーサリアム) | ETH |
LiteCoin(ライトコイン) | LTC |
Ripple(リップル) | XRP |
GMOコインの良い点ってどんなところ?
その1. 取引手数料・入出金手数料・送金手数料など無料のサービスが豊富
現物売買、FXの注文、決済、ロスカット手数料、円の入出金、仮想通貨の送金手数料これら全てが無料です。
ただし、FXにおいて建玉を翌営業日に持ち越した場合のみ、1日につき建玉金額の0.05% のレバレッジ手数料が発生します。
その2. 仮想通貨の売買が簡単
「販売所」ですので、売買価格があらかじめ決まっています。
売買したい仮想通貨を選び数量を変えるだけですぐに売買できますので、初心者でもすぐに売買ができます。
その3. スマホユーザーを意識した戦略
FX専用アプリである「ビットレ君」を提供しており操作性も簡単でわかりやすいと評判です。
好きな時にどこででも取引可能なため、急激な相場に対応できるスマホユーザーを意識した戦略はすばらしいですね。
GMOコインの悪い点ってどんなところ?
その1. アカウントが急に凍結されることがある
FXにおいて自動売買ソフトを利用したと判断された人を対象に口座の停止や制限がされます。自動売買ソフトはシステム負荷が高くなり、他の人の取引に影響を与えるというのがその理由のようです。
その2. 現物の売買価格が割高・割安になりやすい
「販売所」ですので「取引所」と比較すると、スプレッド(手数料)の関係でどうしても割高で購入し、割安で売却してしまう可能性が高くなってしまいます。
おわりに…
以上、『GMOコイン』の調査報告はいかがでしたでしょうか?
「GMOクリック証券」をグループ企業に持っているだけあってFXにかなり力を入れていると感じました。
また、取扱通貨も今後どんどん増えていきそうな気配ですので、「取引所」の運営を始めるのも時間の問題かもしれませんね。