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カナダのトロント大学がリップルと提携、学生の可能性開拓へ

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. カナダで学生数が最も多いトロント大学が、リップル社と提携した。
  2. 学生に仮想通貨にまつわるキャリアに要する、スキル習得機会を提供。
  3. リップルはカナダの複数の大学に、すでに約200万ドル以上を投資。

米国の代替としても注目、リップルがカナダを重要視か

学生数でカナダ最大のトロント大学は、次世代の暗号資産(仮想通貨)業界の支援を目指し、リップル(Ripple)社とのパートナーシップを締結。主に決済処理を行う独立したXRP Ledgerのバリデーターになることを計画している。

これはリップルの大学ブロックチェーン研究イニシアチブ(University Blockchain Research Initiative 略称UBRI)の取り組みに基づくもの。

すでにリップルはカナダにおいて、過去5年間で約200万ドル(約2億8000万円)を有名大学に投資しているという。

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リップル社は声明でこのパートナーシップについて「カナダにおいて重要なブロックチェーンおよび暗号資産の技術研究をすでに支援しているプログラムの成長を促進させるものであり、学生に暗号資産ネイティブなキャリアのための技術スキルを習得する機会を提供するもの」と述べた。

カナダにおけるUBRIのパートナーは、ウォータールー大学とトロントメトロポリタン大学に続いて3校目となる。

この取り組みによって、人材の育成・登用が円滑に進む可能性があるだろう。

紆余曲折あるが、仮想通貨業界は今も成長産業とみる声も多く、人材の確保に課題感を抱えている企業も多いのではないだろうか。

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アメリカでは暗号資産業界の取り締まりが強化され、一部企業は他の地域への移転を検討している。先週、米証券取引委員会(SEC)に提訴された大手暗号資産取引所のコインベース(Coinbase)は、カナダの暗号資産規制を賞賛さえしている。

米国における仮想通貨規制は企業にとって、同国に留まるか新天地を探すかの二択に迫るほどのものとなりつつある。

その点で隣国カナダが魅力的に映る企業もあるだろう。

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<参考元>coindeskjapan