この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 仮想通貨市場は、業界全体でリストラや事業縮小が相次いでいる。
- しかし、USDC発行元のサークルは、最大25%の人員増加を計画。
- USDCはテザー(USDT)に次いで、第2位のステーブルコインである。
仮想通貨の冬に逆行?サークルが135~225人の人員増加予定
ウォールストリートジャーナルによると、USDコイン(USDC)発行元のサークルは、業界全体でリストラが相次ぐ中、2023年に15~25%の人員増加を計画している。
業界は”仮想通貨の冬”と呼ばれる厳しい時期を迎えている。多くの人々が仕事を失い、企業らは事業の縮小を余儀なくされている。
が、サークルはその流れに逆行するように、人員を増加する予定があるという。
dai06
サークルの増員決定は、上場デビューを取りやめたわずか数カ月後のことだ。2022年12月、サークルは特別目的買収会社(SPAC)であるコンコード・アクイジションとの株式公開計画を打ち切った。この取引は2021年7月に予備評価額45億ドルで発表され、その後2022年2月に修正され、サークルの評価額が90億ドルに膨れ上がった。
成長を続けているサークル。
同社の最高財務責任者によれば、株式公開の予定は今後もあるというが、来たるべき時を待っているとのこと。
dai06
2022年末までに、ステーブルコインの発行元であるサークルはおよそ900人の従業員を抱え、2023年には135~225人の人員増を予定している。しかし、2021年から2倍以上に増えた2022年に比べると、スタッフ数の伸びは緩やかになっている。
ゆるやかではありつつも、サークルが成長していること、そしてUSDCが堅実なポジションを獲得しつつあるのは事実かもしれない。
実際USDCは現在、テザー(USDT)に次ぐ第2位のステーブルコインとなっており、時価総額は420億ドルとなっている。
dai06
<参考元>cointelegraph