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立ち上げ人刑務所入りで更新不可能、eth.link期限切れ騒動

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. ENS DAOのメンバーは、eth.linkにアクセスすることは実質的にできない。
  2. 同ドメインは、立ち上げ人のバージル・グリフィス氏が更新できずリンク切れに。
  3. 彼は北朝鮮の仮想通貨による経済制裁の回避方法を教えたとして、実刑判決を受けた。

期限切れの「eth.link」、DAOは「eth.limo」に乗り換えを通知

ENS DAOのメンバーが、eth.linkにアクセスしても、今表示されるのは、上部にある緑色のドメイン期限切れを知らせるバナーと広告だけだ。

こんな事態になったのは、ドメイン更新作業ができる唯一の人物、バージル・グリフィス(Virgil Griffith)氏が、北朝鮮に暗号資産を使って制裁を回避する方法を教えたとして5年3カ月の実刑判決を受けて刑務所にいるため。

立ち上げ人の状況が一変したことで、期限切れとなる「eth.link」。

思わぬ形で、コミュニティもその影響を受けている。

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ENSはパーミッションレス・プロトコルなので、誰でもDapp(分散型アプリ)を構築できた。グリフィス氏のeth.linkもその1つ。彼はドメインを購入し、ENSドメインに役立つアプリケーションを構築した」。

DAOは、eth.linkを使ってENSネームに関する情報を提供していた。ENS DAOはすでに、別のコミュニティが運営するドメイン、eth.limoに乗り換えるよう、ユーザーに通知している。

ENS DAOは、グリフィス氏の弁護士にもかけあったが、更新することはできなかった旨もツイートで知らせている。

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ENSは昨年から加速度的に成長しており、8月17日にはドメインネーム登録数が200万件に達した。100万件には5年かかったが、そこから200万件までは、わずか3カ月半だった。

紆余曲折あろうと、ENSは今も成長の過程にあるようだ。

刑期終了後、もしもグリフィス氏が界隈に戻ってくるとすれば、その時ENSはどのようになっているだろうか。

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<参考元>Coindeskjapan