公式Twitterも運営中!フォローしてね!

DAOでブロードウェイ目指すミュージカル、特典に命名権や出演権

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. ブロードウェイ出演を目指すべく、活動を支援するDAOが立ち上げられた。
  2. 「MusicalDAO」参加の必要最低金額は、13万5000円でUSDTかUSDCで支払う。
  3. 特典にはキャラクターの命名権や、ミュージカルの出演権が含まれるという。

新しいミュージカルの形、仮想通貨で活動を支援

主人公と同じように製作陣も、ブロードウェイを目指す過程で、悲嘆や不条理に直面するだろう。ミュージカルの製作は安くはない。Web3マーケティング会社セロトニン(Serotonin)のCEOであるカサット氏は、資金調達のために暗号資産コミュニティに助けを求めた。

カサット氏が立ち上げたのは「MusicalDAO」で、参加の特典にはチケットの先行販売のほか、キャラクターへの命名やミュージカルに出演できる権利があるという。

参加に必要なのは1000ドル(約13万5000円)で、ステーブルコインのテザー(USDT)もしくはUSDコイン(USDC)で支払うとのこと。

dai06

カサット氏はDAOへの参加者が何人に達したかを明かしてはくれなかったが、先月CoinDesk主催のイベント「コンセンサス2022(Consensus 2022)」でお披露目されたプロジェクトに対する反応はこれまでのところ「とても良い」と語った。

しかし、オンチェーンデータは異なる実情を伝えている。イーサリアムの情報を検索できる「Etherscan」によれば、当記事執筆時点で、プロジェクトの寄付専用アドレス「cryptothemusical.eth」が受け取った寄付は、1000ドルの寄付1件のみだ。

現状、プロジェクトの成功の如何ははっきりしないようだが、担当者はプロジェクトは始まったばかりで焦っていないとのこと。

『ブロードウェイミュージカルを完成させるには、通常何年もかかる』とも語ったそうだ。

dai06

カサット氏は、このミュージカルが弱気相場でもうまくいくと希望を持っている。

「このような状況では、何百万ドルもの値段をつけることは必ずしも正しい戦略ではないが、草の根レベルで人々に訴えかけることは(中略)大いに理に適っていると思う」と、カサット氏は話す。

市場の状況を考えると、タイミングは決して良いとは言えなさそうだ。しかし、同プロジェクトはDAOもといWeb3に大きな期待感を寄せており、コミュニティ成立のプロセスやその先の未来に至るまで、大きな期待感を寄せている。

業界は違えど、個々人の力を結集することで大きな目的達成を目指す、分散型のコミュニティはあちこちで生まれており、成功事例の誕生を待ちわびていると言って良いだろう。

dai06


<参考元>coindeskjapan