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Wikipediaコミュニティは仮想通貨での募金好まず?理由は環境への影響

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. Wikipediaのコミュニティは、仮想通貨での募金を好ましく思っていない。
  2. 理由は仮想通貨が膨大な電力を消費し、環境に悪影響を及ぼすため。
  3. 2021年に募金された仮想通貨は約1600万円で、全体の0.08%にあたる。

Wikipediaに寄せられた1600万円の仮想通貨、コミュニティは歓迎せず

Wikipedia、お世話になってます。気がつけばリンクからリンクを飛んで時間がたち、「ナニシラベテタンダッケ?」となることもあって、読み物的として楽しんじゃってるときもあるくらい。そのWikipediaでたまに表示される、Wikipediaを運営していくための寄付のお願い。この寄付、仮想通貨は歓迎されないそうです。

著名人の来歴から、難しい科学用語の解説、不思議な伝承に至るまで、膨大な情報が蓄積されているのがWikipediaだ。おそらく一度は閲覧したことがあるのではないだろうか。

そのWikipediaを利用していると、募金をお願いするページが出てくることがある。しかし、その募金、仮想通貨は歓迎されないようだ。

dai06

仮想通貨寄付を受け付けるべきではない理由は環境への配慮。Wikipedia財団のサスティナブルな環境作りという基本理念に反するというもの。仮想通貨の自然への脅威、リスクなどから、Wikiコミュニティは仮想通貨支持とは距離をとるべきという結論となりました。世界自然保護基金(WWF)や、Mozilla財団も同様の理由で、NFTや仮想通貨による支援を停止しています。

いつでもどこでも手軽に募金できる手段として、仮想通貨はよく用いられるようになった。昨今のウクライナ情勢でも仮想通貨が募金ツールとして機能している。

しかし、仮想通貨を生み出すためには膨大な電力が必要であり、当然環境にとっては好ましくない。

dai06

昨年Wikipediaに仮想通貨で寄付された額は約13万ドル(約1600万円)。これは、全寄付のおよそ0.08%にあたるということです。

Wikipediaの運営チームはコミュニティの求めをすでに認識しており、今後新方針が示される可能性があるという。

dai06


<参考元>GIZMODO