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「BidiPass(ビディパス)」はイーサリアムブロックチェーン上で機能するアイデンティティ認証プロトコルです。
安全で信頼性のおけるデータベースを特徴としており、マルチデバイスによるユーザビリティの向上にも力を入れています。
「BidiPass(ビディパス)」の概要
通貨名/通貨単位 | BidiPass/BDP |
公開日 | 2018年2月 |
最大発行数 | 1,500,000,000 BDP |
ホワイトペーパー | – |
公式サイト | https://bidipass.org/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/bidipass |
公式テレグラム | https://t.me/Bidipass |
購入可能取引所 | BitForex,DigiFinex,ProBit Exchange |
「BidiPass(ビディパス)」はアイデンティティ認証プロトコルを提供するブロックチェーンプロジェクトです。
イーサリアムのブロックチェーンを利用して、個人データをマルチデバイスで自由に管理することができます。
スマホアプリとしてiOS版、Android版の両方がすでにリリースされており、少しづつ利用者も増えてきています。
今後どのような展開を行っていくのかはロードマップを待っている段階ですが、現段階の情報をできる限りまとめてみたいと思います。
「BidiPass(ビディパス)」の特徴
より安全性の高い仮想通貨
「BidiPass」の最も大きな特徴は高いセキュリティ性能に裏打ちされた安全性です。
複数のデバイスをまたいだ運用に向いており、どんなアクセスでも安全な状態を保つ事が出来ます。
「BidiPass」の安全性の特徴として、下記の二つが特徴的です。
・データバックアップの暗号化
・TouchID
ブロックチェーン技術を使って、常に新しい情報を暗号化することで「BidiPass」は高い安全性を維持しています。
これらは複数のデバイスを利用して情報を書き換えたりアクセスしたりしても即座に同期し、不正などがあった場合に参照して復元なども可能です。
また、利用している携帯電話などのデバイスを紛失したとしてもバックアップデータからアカウントのロックアウトを防止することが可能になっています。
2段階認証(2FA)の最適化
「BidiPass」は従来の2段階認証(2FA)のプロセスを簡略化しつつ、さらに安全性の高い状態を保つ事が出来ます。
複数のアカウントで同期した場合でも、2FA済みのアカウントからサブアカウントへ即座に同期されます。
こういったシームレスなデバイス間のやり取りは、ユーザビリティの向上に直結します。
どんなデバイスからでも自由に自分の資産や情報にアクセスできる環境を整えるとともに、悪質な第三者からのアクセスを適切に防止する事が出来ます。
上記にご紹介した安全性の特徴とあわせて、「BidiPass」はこれらの技術の特許を取得しています。
プロジェクトの今後の展開
ロードマップを見る限り、2020年以降はBidiPass認証を特徴とする3つの取引所との統合を予定しているようです。
また、インターネットブラウザとして有名なGoogle Chromeを介したPCデバイス向けのBidiPass認証システムの開発も発表されています。
また、個人的には「分散型取引所(DEX)への完全なサポート」という項目が気になっています。
DEXはセキュリティ性能の高さと自律性に優れる一方、ユーザビリティの面で多くの弊害があります。
もし今後BidiPass認証を用いた安全な利用法が別に登場すれば、既存の仮想通貨取引所というものに新たな展開があるのでは?とも感じます。
「BidiPass(ビディパス)」まとめ
今回はアイデンティティ認証プロトコル「BidiPass」をご紹介してきました。
まだまだ大きな動きを見せていないプロジェクトではあるものの、応用が期待されるユースケースは多岐にわたります。
今後どのような展開をしていくのか非常に楽しみですね。
気になる方は是非チェックしてみてください。