- クリスティアーノ・ロナウドが所属することでも有名な、イタリアの名門ユベントス。
- 同クラブは選手がゴールを決めたときに流れるBGMを、ブロックチェーンで投票できる企画を開始。
- 2019年12月の投票ではイギリスのロックバンド、Blur(ブラー)のSong 2に決定した。
ブロックチェーンでサポーターと交流、ユベントスのチャレンジ
イタリアのサッカークラブチーム「ユべントス」のファンが、ゴールを決めた際にスタジオで流れる曲をファンと交流できるブロックチェーンアプリ「ソシオス」で決めた。ソシオスが1月6日、ブログで述べた。
ユベントスではイタリアのセリエAで連覇を続ける名門中の名門。
現在はかつてレアル・マドリードに所属していたクリスティアーノ・ロナウドも所属。より一層の盛り上がりを見せているクラブだ。
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同投票は昨年12月に開始。BlurのSong 2が選ばれた。同チーム本拠地アリアンツ・スタジアムで同チームがゴールを決めるたびに流される予定だ。
BlurのSong2は「ああ、この曲は聞いたことがある」という人も多いかも知れない。バンドそのものもとても有名で、来日したこともある。
サッカー界でも仮想通貨やブロックチェーンの活用は少しずつだが進んでいる。名門であるユベントスが取り入れたことで、ほかにも同様の企画を始めるクラブが出てくるかもしれない。
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ソシオスのアレクサンダー・ドレフュスCEO
「我々は、ブロックチェーンを2つの目的で使用する。1つは、制限された量のファンジブルトークンであるファントークンを生成して世界中のファンに発言権を与えるため。(もう1つは、)投票の公平と透明性を維持するためだ」
こうした企画はクラブとサポーターの関係を密にする。
現地で試合を観戦できないようなサポーターにもリーチすることができ、精神面でも資金面でも支えてくれる新規サポーターの獲得にも功を奏すだろう。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/juventus-soccer-clubs-fans-choose-new-goal-song-via-tokenized-platform