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「把握さえできれば…」、ステーブルコイン恐れぬECB理事

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 欧州中央銀行(ECB)理事のワイトマン独連銀総裁は、ステーブルコインに寛容な姿勢を示した。
  2. 同氏は「恐れる理由はないが、警戒する理由はある」と主張。
  3. 同氏は「利用者はリスクを把握する必要がある」と述べつつ、成功する見込みがあるとも語る。

リスク把握は必要だが…、独ECB理事リブラに期待感?

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁は18日、法定通貨との固定レートをうたうデジタル通貨「ステーブルコイン」は成功の見込みがあるが、利用者はリスクを把握する必要があると述べた。

昨今のリブラをはじめとしたステーブルコインへの当局の発表を考えれば、ワイトマン理事の発言は寛容的で、発行に期待しているともとれる。

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ワイトマン氏は主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議での記者会見で、全ての疑問が解消されなければステーブルコインの発行は実現しないと指摘した。「恐れる理由はないが、警戒すべき理由はある」と述べた。

ワイトマン理事が語るように、ステーブルコイン発行に立ちはだかる壁は大きい。

ただ、同理事が認識しているようにステーブルコインはその壁(顧客保護やマネロン対策等)さえクリアできれば、大きな可能性を秘めているといえる。

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フェイスブックが検討するデジタル通貨「リブラ」は4つの法定通貨を裏付け資産とするステーブルコインの1種だが、消費者保護や資金洗浄(マネーロンダリング)などさまざまな問題に関して懸念が広がっている。

Facebookのリブラがこうした懸念にどう対処するのか…。その行方を世界中の規制当局や金融機関、ステーブルコイン発行を目指す国・企業が気にかけている。

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ソース元https://reut.rs/2SkXJ36