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米英豪ら共同声明「過去に失敗を…」、仮想通貨リブラに懸念示す

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、EUらのデータ保護・プライバシー等の規制当局が共同声明。
  2. Facebookが準備をすすめる仮想通貨プロジェクト、リブラに懸念を示した。
  3. 「数百万人の個人情報を管理することになる」とし、Facebookは過去にそうした問題で失敗している点も指摘。

Facebookは過去に失敗している…、米英豪ら懸念示す共同声明

米国や英国、EU、オーストラリア、カナダのデータ保護やプライバシー規制当局は6日、フェイスブックが計画している仮想通貨「リブラ」について懸念を示す共同声明を発表した。

先のG7でもリブラについての議論はなされており、各国が連携して規制をする必要性があるとされたリブラ。

ここにきてアメリカやイギリスらが共同声明を出し、その懸念を持っていることを明確なものにした。

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リブラが利用されれば「即座に数百万人の個人情報を管理することになる」とし、規制当局はフェイスブックが過去にプライバシーに関する懸念について「明確な対処に失敗している」ことから懸念を示した。

Facebookは約5000万人~8000万人ともいわれる個人情報の流出事件を発生させている。そしてこの事件によってFacebookは50億ドル(約5400億円)もの罰金を払うことで調整が進められている。

そのFacebookがリブラを安全に運営していけるのか?というのが今回の声明のようだ。

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規制当局はリブラ協会間での個人情報の使用や、第三者機関への共有の予定などの詳細求めているという。

厳しい声を投げかける一方で、リブラによる経済的・社会的利益については支持をしているというが、やはり懸念はプライバシーの保護のようだ。

Facebookがどのように個人情報を扱いそれをどう守るかの方策が見えてこなえければ、今後も世界の規制当局は納得しないし、発行・流通の実現も難しいだろう。

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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/global-privacy-authorities-sharing-concerns-about-facebook-libra