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「S4FE(セーフ)」は盗難・紛失などの遺失物の登録ネットワークを構築するプロジェクトです。
スマホアプリなどで簡単に遺失物の登録を行えば、データによる追跡が可能になるだけでは無く、盗難・紛失の予防にもつながるとしています。
「S4FE(セーフ)」の概要
通貨名/通貨単位 | S4FE/S4F |
公開日 | 2018年5月 |
最大発行数 | 1,000,000,000 S4F |
ホワイトペーパー | ー |
公式サイト | https://s4fe.io/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/s4fe_i0 |
公式テレグラム | https://t.me/s4fe_official |
購入可能取引所 | Exrates,LATOKEN |
「S4FE(セーフ)」はブロックチェーン技術を使って、遺失物の登録ネットワークを構築するためのプロジェクトです。
利用者は遺失物の登録を行うことで物品の所有権を明確にしたり、盗難被害の情報を共有することで事前に違法行為を防止することにも役立ちます。
専用のスマホアプリを使えば、物品情報の登録から管理、検索、報酬の受け取りが全て行うことができ、非常にユーザーフレンドリーな仕組み作りを行っています。
独自トークンS4Fはイーサリアムベースの仮想通貨であり、ERC20トークンとして運用されています。
「S4FE(セーフ)」の特徴
ブロックチェーンを使った遺失物管理
「S4FE」はブロックチェーン技術を使って遺失物情報を管理するプラットフォームです。
公式では下記の4つをキーワードに、開発やプロジェクトの進行を行っています。
・PROTECT(保護)
・IDENTIFY(特定)
・REWARD(報酬)
・PREVENT(予防)
利用者はスマホアプリを使って遺失物の情報を登録すると、その情報は警察、または同じ役割を持つ機関に共有されます。
遺失物が発見されると、警察が「S4FE」プラットフォームを介して、持ち主へ送られます。
つまり、利用者は紛失物を登録するだけで自動で自宅に郵便として届くという、登録者側に手間の少ないサービスです。
「S4FE」のプロダクト
「S4FE」プラットフォームでは下記のプロダクトを用いて、業界の抱える課題に対するソリューションを提供しようとしています。
・GPSトラッカー機能
スマートフォンなどと連動するGPS機能の提供を行っています。
子供の手首などに装着するGPS機器の開発を行っており、子供がどこにいるのか自動でデバイスに送信するができます。
・パターンの自動認識
「S4FE」では収集された遺失物データを自動的にパターン化し、規則性を定めています。
これによってシリアルナンバーなどが無い商品などでも、データベースに称号することが出来ます。
・シリアル
利用者が登録する様々な遺失物の情報は、視覚的なもの、特有の識別ベクトルも一緒に登録することが出来ます。
同じ見た目の商品などでも、誰の所持品なのか特定するシリアルナンバーのような機能を持たせることで、盗難や紛失を即座に報告することが出来ます。
開発チーム
「S4FE」の開発チームは、ブロックチェーンの専門家や投資家向け広報家など、様々な分野で活躍するプロフェッショナルです。
・Diego Mourad(CEO)
・FLORIAN SOPA(ファウンダ―)
・ROLF SEEGER(ディレクター)
・NAREK TERTERYAN(CTO)
ディレクターを務めているROLF SEEGER(ルドルフ・シーガ―)氏は、クレディスイスで経験を積んだIT関連の専門家です。
現在は「S4FE」野他にもブロックチェーンベースのプロジェクトに参加しており、海外では投資家の間で有名なようですね。
この他にも公式サイトでは彼らの詳しいキャリアが記載されているので、気になる方はチェックしてみてください。
「S4FE(セーフ)」まとめ
今回は遺失物をブロックチェーンによって管理する「S4FE」プラットフォームをご紹介しました。
私はブロックチェーンに関する様々なプロジェクトを題材に記事を書いてきましたが、遺失物を扱ったものは初めてでした。
しかし、ブロックチェーンによって遺失物の所有権がより明確にすることが出来れば、非常に魅力的なプロジェクトだとも感じました。
今後どのように発展していくのか楽しみですね。