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「SDChain(エスディーチェーン)」六域链!?6ドメイン!?中国発祥のIoTプロジェクト!

この記事は、湯本からの投稿です。

「SDChain(エスディーチェーン)」は、中国発祥のIoTプロジェクトです。
SDとはSix Domain(シックスドメイン)の略称で、中国語では「六域链」という名称でプラットフォームを展開しています。

「SDChain(エスディーチェーン)」の概要

通貨名/通貨単位SDChain/SDA
公開日2017年12月
最大発行数1,999,999,979 SDA
ホワイトペーパー
公式サイトhttps://www.sdchain.io/
公式ツイッターhttps://twitter.com/sixdomainchain
公式テレグラム
購入可能取引所OKEx

「SDChain(エスディーチェーン)」は中国発のIoT分野で利用されることを目的に始まったブロックチェーンプロジェクトです。
プロジェクト、および仮想通貨としての正式(登録)名称は「SDChain」ですが、このSDには「Six Domain(シックスドメイン/6ドメイン)」という意味があります。

世界初の分散型パブリックブロックチェーンエコシステムを実現し、最終的にはIoTという枠を超えた事業展開を目的としています。

今回はそんな「SDChain」について詳しくご紹介していきたいと思います。

「SDChain(エスディーチェーン)」の特徴

IoT分野で活用されることを目的にした仮想通貨

「SDChain」はブロックチェーンを用いた分散型パブリックエコシステムを構築しています。
公式サイトでは「SDChain」の特徴として、下記のものを挙げてアピールしています。

・利用者のクレジットIDを安全な形で管理する環境
・P2P通信環境
・暗号化アルゴリズム
・悪質な第三者が介入できない合意アルゴリズム
・スマートコントラクトによる契約の自動化
・市場ベースの合意インセンティブ
・効率的な分散型アプリケーション(Dapp)の構築・運用環境
・理想的なクロスチェーン契約モデルの提案

「SDChain」はこれらの特徴を活かした拡張性のあるエコシステムを開発しようとしています。

現在も既存のブロックチェーン技術に基づいて、より商業的で利用者のニーズにそったプラットフォーム作りを意識して開発が進めていると公式サイトでは語られています。

SD暗号化アルゴリズム

「SDChain」はブロックチェーン技術を使って、ハッシュ関数と非対象暗号化と呼ばれる二層の暗号化を行っています。

ハッシュ関数は商用に開発されているアプリケーションがパフォーマンスに重きを置いているのに対し、セキュリティの安定性が高いSHA256アルゴリズムに基づいています。

さらに一般的なブロックチェーンが楕円曲線アルゴリズムを使用しているのに対し、非対象暗号化と呼ばれる検証処理が非常に早い仕組みを使っています。

SD合意アルゴリズム

「SDChain」の合意アルゴリズムは、既存の合意アルゴリズムの仕組みを、IoTという分野に最適化したモノです。
モノとインターネットを接続する際の複雑な通信や、その通信を行うプロコトルの多様性を反映し、高いセキュリティを常に維持することが出来ます。

SDスマートコントラクト

イーサリアムで有名な契約の自動履行を行うスマートコントラクト。
「SDChain」ではこのスマートコントラクトにウォレット等で利用されている固有のパブリックアドレスを設定しています。

各スマートコントラクトに秘密キーを設定することができ、またそれらは契約の履行と共に即座に破棄されるようになっています。

これによってスマートコントラクトによって契約の自動履行がなされたあと、合意した人以外の人がデジタル資産を送信することが出来ないようになっています。

多様性のあるIoT分野という枠組みの中で、どんなデバイスでも常にインターネットを通じた監視・追跡を可能にし、またデバイス利用者が事前に様々な設定を変更できるようにすることで利用者のニーズにもこたえようとしています。

「SDChain(エスディーチェーン)」まとめ

今回はIoT分野で利用されることを目的にしたプラットフォーム「SDChain」をご紹介しました。
近年急激な経済成長を見せる中国ですが、ブロックチェーンを使った様々な事業展開をする企業も増えてきました。

中国の大手が運営するブロックチェーンプロジェクトは、長い目で見ても非常に魅力的な投資先だと思っています。