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「Propy(プロピー)」は不動産記録などをブロックチェーンによって分散化し、管理するプロジェクトです。
利用者は世界中どこにいてもシームレスな取引が可能で、取り扱われる情報は透明性が高く非常に安全性が高いです。
「Propy(プロピー)」の概要
通貨名/通貨単位 | Propy/PRO |
公開日 | 2015年12月 |
最大発行数 | 100,000,000 PRO |
ホワイトペーパー | – |
公式サイト | https://propy.com/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/propyinc |
公式テレグラム | https://t.me/propy |
購入可能取引所 | BitForex,Bitrue,Bittrex,HitBTC,Huobi Global,Upbit |
「Propy(プロピー)」はブロックチェーンを使って世界中の不動産情報を分散管理するために登記簿プロジェクトです。
従来の取引では、国外の不動産取引を行う際に法律や契約の関係で、非常に複雑な手順を踏まなくては正当な取引を行うことができません。
しかしブロックチェーンと仮想通貨を使えば、オンラインに接続したデバイスのみで手続きの一部を自動化し、スマートな取引を行うことが出来ます。
ブロックチェーンはデジタル資産管理を行うのに最も安全と言われており、それを不動産分野に持ち込んで安心かつスマートな取引環境を整えるのが「Propy」の目的です。
「Propy(プロピー)」の特徴
トークンを使った国際的な不動産取引
「Propy」はネット上に存在する世界中の不動産をデジタル化し、国境を越えた取引を可能にするプロジェクトです。
利用者は不動産情報を参照して、「Propy」を介した自由な物件取引を行うことが出来ます。
従来の不動産投資は海外の物件を購入する際、非常に複雑な手続きを取る必要がありました。
「Propy」では複雑な手順の一部を自動的に処理することで、一連のプロセスをスマートにします。
「Propy」が発行する独自トークンPROはイーサリアムベースのERC20トークンに準拠しており、利用者のウォレットと統合されています。
PROトークンを使った支払いは利用者が保有している別のトークンの影響を受けず、非常に低いレイテンシ―で登記簿への登録が完了します。
従来のオンライン不動産売買の課題の解決策になりえる
「Propy」は、従来のオンライン不動産売買が抱える様々な課題のソリューションを提供しようとしています。
従来の国際不動産売買で使われているシステムは、ブローカー、所有者、土地の管理仲介サービス、送金でそれぞれ違う窓口でのやり取りが必要になります。
契約の数も多く、たくさんの書類への記入も行わなければなりません。
また国ごとに規制や法律が異なるため、それを利用した詐欺行為なども横行しています。
そのための専門家を雇ったり、自分で勉強するにしても多くの時間を必要とします。
「Propy」ではそういった面倒な手続きを自動的に実行するスマートコントラクトを用いて、これらの課題を解決しようとしています。
スマートコントラクトは事前に契約内容を設定しておけば、その都度国ごとの規制や法律に応じて契約を実行するため、利用者は最低限の知識だけで正しい取引を行うことが出来ます。
ブロックチェーンによる情報の分散管理
「Propy」ではブロックチェーン技術をつかって、取引される様々な不動産情報をオンライン登記簿に分散管理しています。
複数に分散管理された情報は改ざんすることが出来ず、悪質な第三者によるハッキングリスクもほとんどありません。
一つのコンピューターに依存することがなく、処理プロセスがシンプルになり、暗号化された情報は常に安全な状態で保たれています。
「Propy(プロピー)」まとめ
今回は不動産情報を分散管理するプラットフォーム「Propy」をご紹介しました。
ブロックチェーン技術の登場によって、国際的なあらゆる投資に誰でも参加できる環境が変わりつつあります。
2015年から「Propy」プロジェクトは開始しており、徐々に取り扱う不動産数も増えてきているようです。
気になる方は是非チェックしてみてください。