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「FREE Coin(フリーコイン)」は中央管理者のいない決済手段を目指す、THE FREE Projectが発行する仮想通貨です。
ブロックチェーンとスマートコントラクトを用いて、自律的に全ての処理を行うことができます。
「FREE Coin(フリーコイン)」の概要
通貨名/通貨単位 | FREE Coin/FREE |
公開日 | 2018年4月 |
最大発行数 | 10,000,000,000,000 FREE |
ホワイトペーパー | https://docs.wixstatic.com/ugd/a3b41a_eb241334f5974e13bc7e4941287c45c8.pdf |
公式サイト | https://www.freecoin.technology/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/THE_FREE_COIN |
公式テレグラム | https://t.me/joinchat/H2Y1DA76Ub9nckUxY9JFvw |
購入可能取引所 | BiteBTC,BITKER,Bleutrade,CoinTiger,Crex24,EtherFlyer,Hotbit,Instant Bitex,LATOKEN,Mercatox,P2PB2B, |
「FREE Coin(フリーコイン)」は、かつてビットコインが目指した「何にも属さない共有通貨」を目指して開発された仮想通貨です。
公式サイトによると、取引に関するコストを下げ高い成長性が見込める仮想通貨としており、プロジェクトの内容がわかりやすいように「FREE」と名付けたと書かれています。
THE FREE Projectは、フィリピンやヨーロッパで活動するIT関連企業から集まった多国籍チームのようです。
技術者ばかりではなく、女性向けのブロックチェーン利用を推進する活動家など非常に様々な人が参加しています。
まだ始まったばかりのプロジェクトなので将来性は未知数ですが、シンプルかつ明確な目標と、通貨としての価格が高騰したのを受けて注目が集まっています。
「FREE Coin(フリーコイン)」の特徴
真の「自由決済」を目指す仮想通貨
近年の仮想通貨プロジェクトの多くは、一般的な決済方法として普及させようというプロジェクトは少なくなってきています。
多いのは特定のサービスやプラットフォームが世界中から支払いを受け付けるための一手段として利用しているものが多く、通貨自体の利用はある意味限定的なものばかりです。
そんな中「FREE Coin」は、かつてビットコインやイーサリアムが目指した「真の自由決済手段」としての普及を目的にしています。
公式では目的について、下記のように語られています。
「FREE Coin」の2つの目的
1)グローバルな仮想通貨として、地球上の全ての人に利益をもたらすこと。世界中の暗号資産を正確なレベルで供給する唯一の仮想通貨。
2)金銭的、あるいは技術的な問題によって仮想通貨取引が不可能な人達に向けたソリューションの提示。
これらの目的を達成するため、「FREE Coin」では通貨の初期配布を低価格で行ったり、より取引しやすいよう様々な取引所への上場を果たしました。
「FREE Coin」を使うメリット
公式によると、「FREE Coin」を使うメリットは大きく分けて下記の6つだとしています。
「FREE Coin」メリット
・特定のコミュニティ内での利用に向いている
・高速トランザクションを実現するスーパースピードERC20トークン
・信頼できるブロックチェーンの提供
・保有する通貨を安全な状態に維持する保管・転送機能
・民主的なエントリー価格の維持
・FREE Crypto Ltdによるサポート
法定通貨は国によって規制が違うこと、国際送金手数料、管理・発行の中央集権化などがたびたび問題点として話題に上がります。
日本では日本銀行が国内で唯一通貨発行権を持っている金融機関となりますが、こう言った通貨管理・発行の権利も国によって異なるため、同じ規定を持った国際通貨は世界中の人が待ち望んでいます。
そう言った経緯で何処の国にも属すことのない仮想通貨ビットコインが誕生しましたが、ビットコインもまたマイニングの中央集権化、スケーラビリティ問題、量子コンピューター耐性のないブロックチェーンの虚弱性などが問題として挙がっています。
「FREE Coin」ではそう言った法定通貨とビットコインの問題点を解決することを目的にしています。
「FREE Coin」コミュニティの形成
「FREE Coin」はFREE Crypto Limited社が企画したTHE FREE Projectが発行する仮想通貨です。
開発は外部のアドバイザーなどを中心に行われており、「FREE Coin」のサポートは基本全て無償で行われています。
特定のサービスなどで使われることを目的にしたプロジェクトでは、その性質上どうしても国籍が偏りますが、「FREE Coin」では世界中からアドバイザーを集めています。
また公式サイトでは開発者やアドバイザー以外の募集も行っており、「100%コインホルダー指向」を合言葉にアドバイザー、アンバサダー、サポーター、コインホルダーに向けた発信を行っています。
これらの「FREE Coin」に関連した人達をを総称して、プロジェクトでは「FREE Coinコミュニティ」と呼んでいます。
「FREE Coin(フリーコイン)」まとめ
今回は真の自由決済を目指す仮想通貨「FREE Coin」をご紹介してきました。
最近は特定のサービスを運営する企業が、事業拡大の目的で独自トークンをリリースするという流れが一般化してきました。
しかし、「FREE Coin」のような純粋に国籍の無い決済手段としての利用を目的にしたプロジェクトは将来性が未知数で、投資家としてはワクワクしてしまいますよね。
プロジェクトとしては始まったばかりなので、今後どのように発展していくのかが非常に楽しみです。