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「MediBloc(メディブロック)」医療現場で使われる個人情報管理システムを構築するプラットフォーム!

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

「MediBloc(メディブロック)」はブロックチェーン技術を使った、個人用医療情報管理プラットフォームです。
患者の医療データをブロックチェーンを使って保管し、安全な情報のやり取りを行うことができます。

「MediBloc(メディブロック)」の概要

通貨名/通貨単位MediBloc[ERC20]/MEDX
公開日
発行数10,000,000,000 MED
ホワイトペーパーhttps://medibloc.org/en/#whitepaperSection
公式サイトhttps://medibloc.org/en/
公式ツイッターhttps://medibloc.org/v2/images/footer/icons/twitter.png
購入可能取引所Gate.io,Coinrail,

「MediBloc(メディブロック)」は個人の医療データをブロックチェーン上に安全に保管することができるプラットフォームです。
独自トークン「MediBloc[ERC20](MEDX)」は、その名前からわかるとおりイーサリアムをベースにしたERC20トークンになります。

以前はQtumという仮想通貨をベースにしていたため、名称も「MediBloc[QRC20](MED)」となっていました。
こっちの通貨は現在も存在していますが、計画もすでに終了しているため、購入などはおススメしません。

「MediBloc」は個人の医療データを安全に保管できる独自ブロックチェーンの開発を計画しており、将来的には個人の医療データをあつめたビッグデータを医療現場にフィードバックしたり、患者が自分の医療データにすぐにアクセスできる環境を整えます。

「MediBloc(メディブロック)」の特徴

独自ブロックチェーンによる医療情報管理

「MediBloc」は、個人の医療データを保管する独自ブロックチェーンを用いたプラットフォームです。
保管した医療データの利用法は多岐にわたり、下記のようなユースケースで用いられます。

・患者が自分の医療データへすぐアクセスできる。
・新しく担当となった医師がすぐに患者の医療データへアクセスできる。
・患者、医師、製薬、保険業界が活用できる、信頼性の高いビッグデータの構築
・ビッグデータに基づく疾病の予測

実際の医療現場はもちろん、収集されたビッグデータは製薬会社や保険会社などでも活用されるようです。

現在は患者が医師を選べる時代でもありますから、新しく担当が変わった医師に自分の症状を的確に伝えることが出来るのは凄くいいですね。

ブロックチェーンに保管されたデータは全て暗号化されるため誰かに改ざんされるリスクもなく、非常に安全で信頼性も高いです。

デジタルヘルスケアのための独自ブロックチェーン

「MediBloc」では、医療データの専門家が集まったチームを発足し、様々な最新技術を用いて独自ブロックチェーンを開発しました。
将来的には医療現場でのみ使われる、最初のデジタルへルスケア専門のブロックチェーンプラットフォームを目指します。

公式サイトによると、「MediBloc」の独自ブロックチェーンは下記のような特徴があるとしています。

・個人情報の漏えいリスクを最小限に抑え、医療データとしての信頼性を向上させる。
・誰もが「MediBloc」パブリックチェーンに自由にアクセスし、データを閲覧できる。
・ブロック生産者にはプラットフォーム内で使えるMEDトークンが配布される。

「MediBloc」ブロックチェーンの仕組みをもっと詳しく知りたい方は、ホワイトペーパーにも詳しく記載されています。

「MediBloc」ではブロックチェーンが本来持つ、安全なデータ管理技術と、個人が自分のデータにアクセスしやすい環境づくりを行っているようです。

すでに多くの医療機関とパートナーシップを結んでいいる

「MediBloc」はすでに多くの医療機関とパートナーシップを結んでいます。

特筆すべきはマサチューセッツ中央病院や、漢陽(ハニャン)大学病院などの病院がすでに「MediBloc」を利用した医療データ管理を行っていることです。
実際の医療現場で使われてデータが集まれば、それだけ「MediBloc」というプロジェクトが普及するのも早まるでしょう。

世界中の医療データへすぐにアクセスできる医療データベースは常に更新されるので、利用されるほどその信頼性も強固なものになっています。

「MediBloc(メディブロック)」まとめ

今回はブロックチェーンを用いて医療データを管理するプロジェクト「MediBloc」をご紹介してきました。
プロジェクトの注目度はもともと高かったものの、独自トークンMEDXはまだ大きな価格上昇をしていません。

ただ、もしプロジェクトが思い描くデジタルヘルスケアデータベースが完成すれば、業界初のブロックチェーンビッグデータが完成するため、期待値は非常に高いプロジェクトだと思います。

医療の需要が無くなることは決してなく、長期的な投資などにも向いていると個人的には思っています。